イタリアのミラノを拠点とする名門チューニングメーカー「ロメオ フェラーリス」は、フィアット『アバルト500』をベースにした豪華モデル『Cinquone Qatar』(チンクオーネ・カタール)を初公開した。ワイド化されたボディに、大型ベンチレーション、ボンネットにはエアーバルジ、ルーフにはエアインテークなどを装備。カスタム・バリアブル・エキゾーストパイプ、固定式リアウィングや大型ブレーキャリパーなどでアグレッシブに仕上げられている。しかしハイライトはその室内だ。白とゴールドを基調としたインパネにシャンパンフルートグラスホルダー、ホワイトレザートリム、パイルカーペットで圧巻のラグジュアリーを演出している。リアはロールケージとレーシングヘルメットのためのスペースとなっており、後部座席は排除されている。パワートレインは、1.4リットル直列4気筒インタークーラー付きターボを、145psから248psまで向上させている。「ロメオ・フェラーリス日本」で正規輸入予定だ。