父親から譲り受けたカスタム好きのDNAを子供の頃から培ってきたゆっぴさん。オーディに目覚めてからはインストールを担当した広島県のWarpsでカスタムのレベルアップや、新たに知り合ったオーディオ仲間との交流で充実の日々を送っているという。◆音楽にノってるときが一番身体が動き出すサウンド作りカーオーディオ好きになったのはカスタム面からだけでは無く、音楽好きだったことも大きく影響している。ゆっぴさんはとにかく音楽が大好き、家でもクルマでも常に音楽を聴いているという。しかもROCKからJ-POP、K-POPまで幅広いジャンルを楽しんでいるのも特徴。もともとダンスを本格的にやっていたということから、ヒップホップは大好きなジャンルなんだとか。音楽を聴きながら運転していると知らず知らずのうちにノリノリになっていることも多いという。自然と身体が動いてしまって後続車の仲間からも指摘されるほどのダイナミックな動きになっていることも。「音楽に乗っているときは何より心地良いんです」と、クルマの中で好きな音楽を聴いているときが大好きだという。また低音好きでもある。「ドンドンと来る音には特に反応しますね。低音はガンッと出てて欲しいんですよ、グラウンドゼロを選んだのも低音の出方が気に入ったからなんです。はじめて聞いたときに“この音は他には無い”と感じて決めました」。グラウンドゼロで組んだ自身のシステムで大好きな曲を再生すると自然と身体が動く“あの感覚”がすぐに体感できたという。自分の感覚を信じたチョイスは大正解だったようだ。オーディオをインストールしてからは、クルマを運転することが断然楽しくなったというオーナー。イベントや仲間とのミーティングなどにも頻繁に顔を出すようになる。「今はイベントに行ってゲートを開けて鳴らしたり、運転中に好きな曲をガンガン鳴らしているときが一番楽しい時間です」。◆カーオーディオ仲間から生まれた人生のパートナーカスタムのデザインには「女の子っぽく無い」「奥行きを出す」という狙いがあったのは前回紹介したとおり。ラゲッジに引き続き、カッコいい系のインストールデザインを実施したのはフロントまわりも同じだった。自分の好きなデザインを見つけるためにオーナーはイベントでさまざまなクルマを見ることにしたという。自分がカッコいいと思うデザインはどんな傾向があるのか、どこが好きなのかなど、冷静に分析していったという。そんな中から作り上げたのが現在のデザインだった。イベントやミーティングへの参加を始めてからオーディオの仲間も数多くできていく。ショップ周辺の客を集めて仲間達とイベントを開催したりすることもあり、多くのカーオーディオユーザーと仲良くなっていくのもオーナーの楽しむの一つだったという。そんな仲間の一人りが今のダンナさんだ。お互いに共通の趣味であるカーオーディオがあって、いろんなイベントやミーティングでも一緒に行くことも多くなった。カーオーディオやカスタムという共通の話題もあり一緒にいると楽しいパートナーになっていく。二人はオーナーのまわりに集まってきていたカーオーディオの仲間に祝福されて見事ゴールイン、カーオーディオが取り持つ仲となった。◆愛車のリメイクはダンナにバレないように密かに実施ゆっぴさんとダンナさんは、今もカーオーディオの話題が尽きないという。「会話はもっぱらカスタムの話です。二人でクルマに乗っていてもすれ違うクルマを見ては“あのクルマ、カッコいいねー”なんて話をしています。でも二人の趣味は少し違っていて“私はこの部分が嫌い”なんてこともしばしばですけどね」。二人はそれぞれがクルマを持っていて、それぞれが愛車にカスタムオーディオをインストールしている。リメイクするときも楽しみなのだとか。「自分のクルマをリメイクするときには相手にバレないようにこっそりするんです。カスタムが完成したら、いきなり見せて驚かせたいからなんです」。それぞれが自分のクルマに好きなカスタムを施してやりたいことをやっているという二人。「ダンナはスゴく几帳面なんです。クルマの洗車は特にスゴくきれいにしています、そんなところも素晴らしいと思っています」。話を聞いていても二人の仲の良さがにじみ出る良いパートナーだ。「今のカスタムにすごく満足しているけど、まだまだやりたいことはあります。これまでのように二人でそれぞれのクルマを進化させていって、カスタムオーディオを楽しんでいきたいと思っています」パートナーでありライバルであるダンナさんとの、ますます熱いカーオーディオライフを送っていくことになりそうだ。