損保ジャパン日本興亜は、人工知能(AI)を活用した、iPad向け自動車保険証券・車検証読取りアプリ「カシャらく見積り」を8月より提供すると発表した。これまで代理店では、新規顧客が現在加入している保険の補償内容を、損保ジャパン日本興亜の補償に読み替えて保険料計算システムへ入力するため、最適な補償内容の提案までに時間を要していた。また、顧客の現在の補償内容を確認し、最適な補償内容を提案するための、代理店従業員の知識やスキルには個人差があるため、その平準化およびスキル向上が課題だった。カシャらく見積りは、AIを活用して、タブレット端末のカメラで撮影した自動車保険証券および車検証の内容を自動で読み取り、読み取った内容を保険料計算システムへ転送。見積りから契約手続きまでシームレスかつペーパーレスで完了できる。保険証券の内容確認から見積り提示までの時間が大幅に短縮できるほか、代理店の従業員募集に関わるプロセスが削減されるため、生産性向上も図られる。損保ジャパン日本興亜では8月にiPad用アプリをリリース、Windows Tablet・Android用アプリについても、年度内に順次リリースを予定。カシャらく見積りにより、従来にはない保険募集スタイルを定着させ、顧客対応の品質向上を実現していく。
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