フランスの自動車大手、ルノーは6月23日、コネクテッドカーサービス、「MY Renault」のアプリケーションの最新バージョンを発表した。最新のMY Renaultアプリケーションは、主に3種類の新しいコネクテッドカー機能を提供。グーグルのAndroidとアップルのiOSの両方に対応している。「コネクテッドナビゲーション」は、スマートフォンで走行ルートを計画。目的地周辺で、ユーザーが車両から降りると、車両のナビゲーションはスマートフォンに引き継がれ、歩行者モードで駐車場から目的地まで案内してくれる。「リモート情報アクセス」は、スマートフォンを介して、燃料残量(またはバッテリー充電量)、タイヤ空気圧、平均燃料消費量などの最新車両データに照会できる。オンボードコンピュータで計算された数値に基づいて、エコ運転のアドバイスを行うことも可能。「ルノーサービス」は、すべてのルノーサービスに指先でアクセスできる。車両メンテナンススケジュールを走行距離で設定し、各サービス操作の価格見積もりも表示可能。「Renault Assistance」に電話をかけるための緊急ボタンも用意される。ルノーのコネクテッドカー担当、Benoit Jolyディレクターは、新しいMY Renaultアプリケーションの投入は、顧客が独自のモビリティ習慣を設定することを可能にする新しいコネクテッドカーサービスのマイルストーン」と述べている。