今年も5月27~28日の2日間、東京お台場の臨海副都心イベントスペース青海NOPR地区で、フォルクスワーゲンのカスタマーイベント「Volkswagen Day(フォルクスワーゲンデイ)2017」が開催される。フォルクスワーゲンのカスタマー向けイベントはすでに10回ほど実施されてきたが、「フォルクスワーゲンデイ」となってからは今回で2回目。最新モデルに近づくことができ、大人から子供まで楽しめる2日間だ。今回は先に発表された新型『ゴルフ』が一般に公開される初めてのイベントでもあり、初日は開場と同時に多くのフォルクスワーゲンファンやクルマ好きが家族で会場を訪れる姿が見られた。また、昨年9月から12月まで全国18カ所の特設会場で第一弾が実施された、フォルクスワーゲンのブランド体験キャンペーン「Try! Try! Try! Volkswagen Caravan」の第二弾が今年も実施される。第一弾では約6000組が試乗し、最新のフォルクスワーゲンの魅力を体感したイベントだ。フォルクスワーゲングループジャパン(VGJ)が取り組む「Think People」という活動の一環として一人でも多くの人にフォルクスワーゲンを体感してもらい、理解を深めてもらおうという狙いで実施している。第二弾となる今年は会場規模に合わせたフォルクスワーゲンのキャラバン隊が全国10カ所以上の街を訪問する予定だという。今回のフォルクスワーゲンデイ2017では、このプロジェクトのお披露目と今年の内容に関する発表のほか、全国行脚のスタートとしても位置付けられており、2日目の28日14時から、会場で出発式が執り行われることになっている。キャラバンの先頭を走るのは、今でも根強い人気を誇る元祖ミニバン『Type2』。ドイツのキャラクター「AMPELLMANN(アンペルマン:歩行者用信号機のピクトグラム)」とのコラボレーションデザインをまとったケータリングカーだ。それに続くのは、今回のキャラバンのために特別にデザインされた、フォルクスワーゲンの現代のコンパクトミニバンで大変日本でも好評を博している『ゴルフトゥーラン』のハレキン仕様。ハレキンはドイツ語で「道化師」を意味し、Type1の時代から作られてきた伝統的なカラーリングでもある。このハレキン仕様のトゥーランはグッズ販売や、VR体験カーとしても使用しつつ、走る広告塔としても日本の各地を回ることになる。今回のフォルクスワーゲンデイ、体験プログラムも従来からパワーアップしている。オールラインアップ・テストドライブも、予約制ではあるが、お台場の青海イベントスペースNOPR地区に2kmを超す試乗コースを設け、街中の試乗体験ではなかなか味わうことのできない走りや挙動も試すことができる。試乗ができるメーカー主催のイベントも増えてきいるが、かなりしっかりと試乗することができる機会なのではないだろうか。人気DJピストン西沢氏を司会に迎えトークショーや、イベントの見どころを中継したり、新型モデルの紹介なども充実。また歴代のゴルフが集合する「歴代GolfPark」や子供向けのアトラクションも充実。Type2のケータリングカーではフォルクスワーゲン本社で年間300万食以上食べられているカリーヴルスト特製レシピの販売も見逃せない。ニューモデルに関する体験以外にも、世界中で愛されてきたフォルクスワーゲンを日本で体験できる、テーマパークのようなイベント。明日28日も9時から18時まで開催される。