カーオーディオユニットの取り付け(インストール)においてのさまざまなノウハウを解説している当コーナー。現在は「パワーアンプの取り付け方」をテーマにお贈りしている。その3回目となる今回は、「電源配線」について掘り下げていく。ところで、車内で電装品を使おうとした場合、それが小物であるならば、電源はシガーソケットから取られることが多い。しかしながらカーオーディオのパワーアンプでは、そうはいかない。ある程度の電気の量を安定的に確保する必要があるので、バッテリーから直に電源を引く、“バッ直”という方法が取られることが一般的となっている。なお、それに加えて、“リモート”という配線を引き回す必要もある。バッテリーと繋ぐだけでは、常にパワーアンプに電源が供給されることになるので、オン/オフのスイッチ的な機構を盛り込む必要があるのだ。“リモート”は、カーオーディオメインユニット、もしくはプロセッサーから取るのが一般的だ。メインユニットには大概、オン/オフスイッチが付いている。そのオン/オフに連動して“リモート”から信号が発せられる仕組みになっているので、それを繋いでおけば、パワーアンプもメインユニットのオン/オフと連動されるようになる、というわけなのだ。そしてもう1つ、マイナス側の配線作業も必要だ。ただしこれについては、バッテリーまでケーブルを引き回すのではなく、ボディに落とせばOKだ。クルマは、ボディがマイナス側の配線コードの役目を果たしているので、アンプを設置した付近で適切なアースポイントを探し、そこにマイナス線をつなぐ、というやり方が取られる(場合によっては、マイナス側にもケーブルが使われるケースもある)。とはいえ、ボディアースは、どこに落としてもいい、というわけではない。まず注意すべきは、金属部分に落とす、ということ。そして、金属であったとしても塗装がされている場所では、塗装をヤスリで削り取る必要がある。今回は、ここまでとさせていただく。次週も引き続き、「パワーアンプの取り付け方」についての考察を深めていく予定だ。乞うご期待。
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