パーク24が「タイムズクラブ」の会員を対象に行った、『エンターテイメントをきっかけとする車への興味』のアンケートで、約4割の若者が車に興味を持ったことが判明。アンケートによると、映画やドラマ、アニメなどのエンターテインメントをきっかけに興味を持った車がある人は34%だった。60代以上でエンターテイメントから車に興味を持ったことが「ある」と回答した割合は19%だった。一方、20代以下は43%に上り、他の年代と比較しても高い割合となった。興味を持った車が出ていたエンターテイメントのジャンルは、1位が映画(56%)、2位は「テレビドラマ」(21%)、3位は「テレビアニメ」(9%)、4位はマンガ(6%)だった。「映画」に出てくる車に興味を持つ割合は男性の方が高く、「テレビドラマ」に出てくる車に興味を持つ割合は女性が高い傾向にある。興味を持った車が出ていた作品名を聞いたところ、トップ5は「ワイルドスピード」11%、「007シリーズ」10%、「頭文字D」8%、「ルパン三世」と「トランスポーター」5%となった。少数派には、「西部警察」や「サーキットの狼」など懐かしい作品を挙げた人もいた。男女別では、男性は上位5作品のうち4作品が「映画」となる。女性の3位には、昨年10月から12月まで放送されていたテレビドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」がランクインしていた。自動車メーカーとコラボレーションした番組連動型のCMで興味を持った人が多かった、とタイムズ24では分析している。映画やドラマ等をきっかけに、車を購入した経験があるか聞いたところ、「ある」が8%、「これから買う予定」が2%、「実車ではなくレプリカを購入した」が2%だった。年代別にみると、購入経験があるのは60代以上で、年代が下がるにつれ割合が低くなる。「興味を持った車が出ていた作品」では、たくさんの作品名が回答に上がり、40代以上は1960~80年代の映画やドラマの名前も出ていた。魅力的な車は、いつまでも記憶に残っているようだ。