“ハイレゾ音源”を再生可能な車載機は、現在3機種が存在している。1つ目が、三菱電機の『ダイヤトーン サウンドナビ』、2つ目がケンウッドの『彩速ナビ TYPE Z』、そして3つ目が、オーディソンの『bit Play HD』、以上の3機種だ。
最初の2つがナビであり、3つ目のみが“マルチ・メディア・プレーヤー”である。なお『bit Play HD』に関しては、これにデジタル・シグナル・プロセッサーを繋ぐなどして、本格システムを組むことが前提となる。今回は、“お手軽”な方法に特化して考察していこうと思うので、当機についての詳しい解説は、またの機会に譲らせていただく。
対して、『ダイヤトーン サウンドナビ』と『彩速ナビ TYPE Z』は、これらにプロセッサーもパワーアンプも内蔵されているわけなので、これさえ導入すれば、即、車内で“ハイレゾ音源”が楽しめるようになる。