国産最上級カースピーカー『DIATONE・DS-SA1000』搭載の、注目ショップデモカーを聴く! Part.1 | CAR CARE PLUS

国産最上級カースピーカー『DIATONE・DS-SA1000』搭載の、注目ショップデモカーを聴く! Part.1

商品レビュー カーAV

TOYOTA・C-HR by Av Kansai
  • TOYOTA・C-HR by Av Kansai
  • TOYOTA・C-HR by Av Kansai
  • TOYOTA・C-HR by Av Kansai
  • TOYOTA・C-HR by Av Kansai
  • TOYOTA・C-HR by Av Kansai
昨年11月に新登場しカーオーディオ愛好家の間で大きな話題となった、国産ハイエンドカーオーディオブランド“DIATONE”のニューフラッグシップスピーカー、『DS-SA1000』。これを搭載するプロショップデモカーの注目作2台を、試聴する機会に恵まれた。

ともに、国内最高峰レベルのサウンドコンペで常に上位を争っている実力店の車両である。1台は大阪府の“Av Kansai”製作の『TOYOTA・C-HR』、もう1台が鳥取県の“ジパング”製作の『BMW・535i』。それぞれについてのインプレッション・リポートを、2週にわたってお届けしていく。まず今週は、“Av Kansai”製作の『TOYOTA・C-HR』をフィーチャーする。


■従来機『DS-SA1』から大幅進化。“DIATONE”10年の集大成モデル。

最初に、“Av Kansai”代表の岩元さんに、『DS-SA1000』の評価をお訊きした。

岩元「従来機である『DS-SA1』とは、まったくの別物ですね。そこから大幅に進化していると感じています。最大の進化ポイントは、扱いやすさです。『DS-SA1』は、クルマに装着した後のコントロールが難しいスピーカーでした。個性の強いモデルだったんです。それに対して『DS-SA1000』は、至って素直なスピーカーです。

それもそのはずで、『DS-SA1』をリリースした当時と今とでは、“DIATONE”の技術力もかなり進歩していると思うんです。『DS-G50』、『DS-G20』、『DS-G500』と、続々と新作スピーカーを投入してきた過程の中で、“車載機に求められる性能”についてのノウハウが、相当に積み上がっているのではないでしょうか。それがこの『DS-SA1000』に注ぎ込まれている。つまり『DS-SA1000』は、“DIATONE”のこれまでの10年間の集大成なんですね。単なる『DS-SA1』の後継機ではないことは明らかです。

扱いやすさ以外でも、S/N感や解像度の高さ等々のスペックが、すべて向上しています。特に感じるのは、ミッドウーファーの伸びです。高域が実にスムーズに伸びてくれるんです。

ぼくは常々、2ウェイシステムにおいては、トゥイーターで下まで引っ張るのにはデメリットが多いと感じています。より良いサウンドを得るためには、ミッドウーファーにある程度のところまで受け持たせたい。『DS-SA1000』ならば、そういった使い方が安心してできるんです。その上でトゥイーターもワイドレンジになっていますから、とてもセッティングしやすいですし、高音質なんですね。

音色傾向は、“カラフルな音”だと思っています。幅広い層に使っていただける間違いのない製品です。高額であるので、その点においては手を出しにくいのは事実ですが、最高峰のサウンドを求めている方には、1つの選択肢として自信を持ってお薦めできますね」


■リラックスして聴ける、普段聴きの最高峰サウンドを追求。

続いては、デモカー『TOYOTA・C-HR』のコンセプトをお訊きした。

岩元「『TOYOTA・C-HR』は、カッコ良さに魅せられて、ほぼ衝動買いしたんです(笑)。その後に、さてどんなシステムを積もうかと考えて…。せっかくの話題の新型車ですから、これまでのデモカーとは一線を画すシステムにしようと。となるとおのずと選択肢は『DS-SA1000』に絞られたんです。

そして、『DS-SA1000』を搭載する最初のデモカーですから、“フルDIATONE”にこだわってみました。“DIATONE”に対してのリスペクトを込めて。パワーアンプは他社製品になりますが、それ以外は“DIATONE”でまとめました。

メインユニット兼プロセッサーが『ダイヤトーン サウンドナビ・NR-MZ200PREMI』。フロントスピーカーが『DIATONE・DS-SA1000』、そしてサブウーファーが『DIATONE・SW-G50』です。パワーアンプにはブラックスの『Matrix MX4』をチョイスして、『DS-SA1000』をマルチドライブしています。サブウーファーを鳴らしているのは、アルパインの『PDX-M6』です。

ちなみに、サウンドコンペに出ようとするならば、このデモカーとは異なるシステムを組んでもいいかもしれません。『DS-SA1000』のポテンシャルをさらに引き出すやり方は、他にもありそうです。

この『TOYOTA・C-HR』では、コンペ仕様の研ぎ澄まされたサウンドではなく、普段聴きにおいての最高峰の音を目指しています。肩肘張らずにリラックスして聴けるHi-Fiサウンドに仕上がっていると思います」


■耳当たりの心地良さは最上級。音楽の世界に引き込む力も十二分…。

さて、そのサウンドはどのようなものだったのか。ここからはインプレッション・リポートをお贈りしていく。

運転席に乗り込み、最初に聴いた曲のイントロで感じたことは…。もっとも印象深かったのは、音の質感の良さだった。とにもかくにも音がピュアで、きめ細やかさが最上級。であるので耳当たりが実に心地良い。

そして次に感じたのは、S/N感の高さだ。空間の中で、音と無音とが完全に分離している。この感覚が得られるのは、ハイレベルなシステムの音を聴いたときだけだ。このクルマの音は、明らかにその水準に達している。

立体感の表現もこの上ない。情報量と解像度が担保されているからこそだろう。さらには、鮮度感も良好で、みずみずしさも十二分に感じられた。

低音の質もすこぶる良い。密度が高く、よく締まっていて弾力性にも富んでいる。反応も速く、エネルギッシュにビートを刻む。

その上で、楽曲の世界に引き込む魅力にあふれたサウンドだ。演奏者のテクニック並びに感情を、忠実に再現しているからだろう。どっぷりと曲中に浸ることができた。

『DS-SA1000』の高性能さと、“Av Kansai”の技術力の高さをつくづく再確認できた。この音を聴く機会があれば、ぜひ聴いていただきたいと切に思う。一聴の価値は高い。

岩元「『DS-SA1000』は、とにかく欠点のないスピーカーです。素直に良く鳴ってくれますね。お店までお越しいただけたらいつでもお聴かせできますので、ぜひぜひ、お気軽にご来店を。お待ちしています」

さて、もう1台のデモカー、ジパング製作の『BMW・535i』についてのリポートは、次週にじっくりとお伝えする。次回もお読み逃しなきように。
《太田祥三》

関連ニュース

特集

page top