トヨタ自動車の内山田竹志会長は2月15日に都内で開いた新型『プリウスPHV』の発表会見で、同社のハイブリッド車(HV)の世界累計販売が1月末までに1000万台を突破したことについて「個人的にも感慨深いものがある」と喜びを表明した。内山田会長は1997年12月に、世界初の量産HVとして発売した初代『プリウス』の開発責任者を務めた。それからおよそ20年での大台突破となったが、内山田会長は「初代が出た当時は、未知の部分も多い新しいテクノロジーだった。それでも果敢に購入いただいたお客様、そして販売店の皆様に感謝したい」と、謝意を示した。トヨタは97年8月にマイクロバスの『コースター』にHVを初めて設定した後、同年末にプリウスを発売した。12年1月にはプラグインHVの初代『プリウスPHV』も投入した。現在、世界90余りの国と地域で、乗用車では33モデルを販売している。
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