米国のEVメーカー、テスラモーターズは12月27日、パナソニックとの間で、ニューヨーク州バッファロー工場で太陽電池セルとモジュールの生産を開始することで合意した、と発表した。高効率な太陽電池セルとモジュールは、ソーラールーフ以外の製品向けのソーラーパネルの生産に使用される予定。また、ソーラールーフの生産開始の際は、テスラの生産する各種ソーラールーフ用ガラスタイルにもパナソニックのセルが使用される。また、これらのソーラー製品は、テスラのエネルギーストレージ製品である「パワーウオール」や「パワーパック」とシームレスに統合する。なお、太陽電池モジュールの生産は2017年夏に開始する予定で、2019年までに1GWの生産能力に拡大する。契約の一環として、パナソニックはバッファローの工場で必要な投資の一部を負担。テスラはパナソニックから、工場で生産された太陽電池を長期間にわたり購入する。両社は、「この協業により、テスラのギガファクトリーにおけるEV用電池や蓄電池の生産によって構築された関係を、さらに強化し拡大させていく」とコメントしている。
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