資源エネルギー庁が12月21日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、12月19日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週の調査から1.6円値上がりし129.3円となった。レギュラーガソリンは原油価格の上昇もあり3週連続の値上がり。先週に続き、年初来高値を更新した。地域別では、北海道で2.7円、中部で2.0円、東北で1.8円、中国で1.6円、近畿と四国で1.4円、関東で1.2円、九州・沖縄で1.0円、全エリアで大きく値を上げた。ハイオクガソリンは140.1円と約1年ぶりの140円台を示現。軽油は108.5円、いずれも前週より1.5円値上がりした。60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、12月21日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は121.9円/リットル(前週比+2.1円)、ハイオクは132.2円/リットル(+1.7円)、軽油は97.3円/リットル(+2.5円)だった。なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。