9月某日、だいぶ涼しくなってきてはいるのだが、人より若干肉付きの良い身体をしているおかげで暑いことには変わらない。車室内のエアコンは20~22度で常に稼働中だ。マイカーライフデモカーのゴルフ5ヴァリアントも9万キロを越え、各所のメンテナンスが必要かな? と思う今日この頃、エアコンガスって今まで何もしてこなかったなぁと気付きチェックしてみた。お手伝い頂いたのは今月からマイカーライフに参加してくれた山形県のシュティールで、工具ブランドNo.1であるスナップオン製のカーエアコンサービスステーション PSPPS134PROを導入している。スナップオンと聞くだけで凄いモノに思えてしまうのはブランド力の賜物、ぜひその恩恵に与ることにする。そもそもこのPSPPS134PROとはどういう機械なのか、簡単に言えばクルマに搭載されているエアコンガスを回収して、フィルターを通して不純物除去を行いガスの純度を高める。車種別にあるガスの規定量に満たない場合には不足分のガスを回収したガスに足される形で補充を行う。エアコンガス注入時に重要な真空引きも行うスグレモノ。正しくエアコンガスのスペシャリストなのである。作業前にエアコンを全開にして温度を測ってみると『9.6度』と表示。これが今回の作業でどうなるのか、差が出るのかをしっかりと見て行きたい。作業自体は、高圧側と低圧側にホースを接続するのみ。当サイトデモカーの場合にはボンネット裏に規定のエアコンガス指示が書かれたシールがあって、ガスの種類と容量が記されている。PSPPS134PROの設定は作業するクルマのエアコンガス規定量と真空引きの時間をセット、あとは自動で作業を行ってくれる。ピットに入庫してからと考えると・・・全行程で1時間ぐらいで終了。その結果は?当サイトデモカーのエアコンガス規定量が525グラムに対して実際に入っていたのは345グラムと3割以上が減った状態で、その減っていた分を充填している。そして再度エアコンを全開にして温度を測ってみると・・・『5.6度!』この4度差はかなり大きい。いつもはエアコンの設定温度は20度~22度、作業後は25度でも十分冷える。しっかりと体感出来る結果が出た。気になる金額だが取り扱うお店によって違うようで、検査基本料+ガス10グラムにつきいくらというのがベース。今回のシュティールでは検査基本料+ガスで10,800円也。このエアコンガスクリーニングだが、こまめにやるものではなく車検ごとぐらいが好ましいとのこと。エアコンが効きにくくなったと感じたときは当然のこと、車検時のチェック項目としてしっかりと覚えておこう。
“正直商売”を徹底する車買取・販売『オートバックスカーズ』11年ぶりのリブランディングで千葉・柏に大型直営店オープン…25年4月に向けた今後の展望とは? 倉林事業統括に聞く 2024.10.24 Thu 13:01