J.D.パワーアジア・パシフィックは9月21日、国内の自動車商品魅力度(APEAL)の調査結果を発表した。調査は、新車購入後2~9か月経過したユーザーを対象に6月初旬から下旬にかけて実施。自動車の性能やデザインなどの商品魅力度に関して評価してもらい、1万9573人から回答を得た。調査対象の車両は全16ブランド、134モデル。「外装」「内装」「収納とスペース」「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーションシステム」「シート」「空調」「運転性能」「エンジン/トランスミッション」「燃費」「視認性と運転安全性」の10カテゴリーに分類した合計77項目について、所有しているモデルを評価。商品魅力度を示す総合APEALスコア(1000ポイント満点)で表した。調査の結果、ブランド別ランキングでは、レクサスが756ポイントで4年連続トップ。2位はBMW(714ポイント)、3位はボルボ(707ポイント)だった。セグメント別では、軽自動車でダイハツ『キャスト』が637ポイントでトップ。2位はスズキ『ラパン』(633ポイント)、3位はホンダ『N-BOX』(623ポイント)だった。コンパクトは、マツダ『CX-3』が682ポイントで1位、2位がマツダ『デミオ』(665ポイント)で、ホンダ『フィット』(633ポイント)が3位となった。ミッドサイズは、マツダ『CX-5』が709ポイントでトップ。2位はトヨタ『プリウス』(700ポイント)、スバル『フォレスター』と『レヴォーグ』が同点(682ポイント)で3位だった。ミニバンは、トヨタ『ヴェルファイア』(698ポイント)が1位、2位は僅差で『アルファード』(696ポイント)、3位は『エスクァイア』(657ポイント)が入り、トヨタ車がトップ3を独占した。
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