ホンダは6月23日、英国で開幕した「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」において、『シビックWTCC』のアートカーを初公開した。ホンダはWTCC(世界ツーリングカー選手権)に、『シビック』ベースのレーシングカーで参戦中。現在、マニュファクチャラー部門では、シトロエンに次ぐ2位につけている。グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初公開されたのが、シビックWTCCのアートカー。ホンダは、ジャン・グラトン財団と協力。アートディレクター、Dominique Graton氏が、1957年のフィクションアニメ『ミシェル・ヴァイヨン』をモチーフに、シビックWTCCの車体に、ブルーやイエローを組み合わせたアートを表現した。ボディの側面には、タコメーターが描かれており、回転計の針は1万1000rpmを指している。これは、フォーミュラマシンのコクピットに、ヒントを得たものという。なお、このシビックWTCCのアートカーは、ホンダのWTCC参戦マシンの4台のうちの1台。なお、グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでは、「WTCC ART CARS」と題したイベントを、今年初めて開催。ファン投票によって、シビックWTCCのアートカーが、最優秀の「WTCC GOODWOOD ART CARS」賞に輝いている。
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