オーストリアに本社を置くモビリティ技術企業のAVLは、2月19日から21日にかけて東京ビッグサイトで開催される「第23回 SMART ENERGY WEEK 春/H2 & FC EXPO 国際 水素・燃料電池展」に出展する。
AVLは開発、試験、シミュレーションの3事業を併せ持つ企業で、燃料電池の高効率化と耐久性向上において業界をリードしている。同社は水素の生成、貯蔵、利用に関する技術開発を通じて次世代のクリーンエネルギー技術を推進しており、2022年にはグラーツに世界最大かつ最先端の水素・燃料電池テストセンターを開設した。
今回の展示会では、AVLの3事業部が総力を結集し、持続可能なモビリティの実現に向けたさまざまな取り組みを紹介する。主な展示製品には、高効率・高出力PEM型電解槽、商用車向けモジュール式燃料電池システム、高出力密度セルを搭載した燃料電池トラックなどが含まれる。
また、燃料電池開発向けのバーチャルテストシステムやFCEV開発向けシステムシミュレーションなど、先進的なソフトウェアソリューションも展示される。これらには、AVL Virtual TestbedTMやAVL CRUISE Mなどが含まれ、燃料電池システムの効率的な開発と評価を支援する。
さらに、AVL RACETECHによる2L水素燃焼ターボエンジンや、水電解装置(水素発生装置)テストシステムなど、水素関連技術の幅広いラインナップも紹介される予定だ。
AVLの出展は、自動車産業が直面している持続可能性への課題に対する同社の包括的なアプローチを示すものとなる。燃料電池や水素技術の最新ソリューションを一堂に会することで、クリーンエネルギーを活用したモビリティの未来像を提示する。

 
    

 
         
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