スタートアップ企業のNew Ordinary(ニューオーディナリー)が、10月15日から18日まで幕張メッセで開催される「ジャパンモビリティショー ビズウィーク2024」に初出展する。
同社は、人工知能(AI)を活用した目的地レコメンド機能付きナビシステム「NOSPOT」の新機能として開発中の「移動手段の最適化」構想をイベントで初公開する。
「ジャパンモビリティショー」は、約70年の歴史を持つ「東京モーターショー」から生まれ変わったイベント。2023年に開催されたショーケースイベントと、2024年に開催される今回のビジネス向けイベントを交互に実施する。今回のビズウィークでは、200以上の企業・団体がブース出展を行い、豊かで夢のあるモビリティ社会の形成を目指す。
New Ordinaryが発表する新機能構想は、個人の趣味や嗜好、現在の状況に基づいて目的地をレコメンドするだけでなく、「景色を見ながら楽しめるルート」や「雨に濡れないルート」、「効率的なルート」など、目的地までの行き方も最適化するもの。この構想を通じて、MaaS(モビリティのサービス化)の発展を目指す事業者や団体との連携を模索し、豊かなモビリティ社会の形成を目指す。
New Ordinaryは2020年4月に名古屋市内で創業したスタートアップ企業。AIがユーザーの好みや状況を分析して目的地と移動手段を提案するサービス「NOSPOT」を開発・提供している。
同社は今回の出展を通じて、同社は「新しい日常」を探せる社会の実現に向けて、モビリティ業界での存在感を高めていくとしている。