イブ・オートノミー(eve autonomy)は「第16回オートモーティブワールド ‐ クルマの先端技術展 ‐」(オートモーティブワールド2024)の構成展「自動運転EXPO」にて、屋外対応の無軌道型自動搬送サービス「イブ・オート(eve auto)」の実車両を展示する。
イブ・オートノミーは、工場や物流施設向けに屋外環境での自動搬送システムの導入を実現する「イブ・オート」を提供している。このサービスは、雨天や夜間も含めた屋外環境で自動運転レベル4の無人搬送運用を実現し、24時間稼働が求められる施設での運用に対応する。
イブ・オートの自動搬送サービスは、マップフォーが開発した高精度三次元地図作成ソフトウェア「MAP IV Engine」を用いている。現場の環境をスキャンして作成した三次元地図を用いて、車両の走行ルートをウェブブラウザで柔軟に指定、変更することが可能だ。導入のための工事は不要で、約1週間で運用開始できるという。
マップフォーは、3次元地図・環境認識技術を提供する名古屋大学発のディープテック・スタートアップだ。自動運転技術を中心に、スマートシティやロボティクス、XRなど幅広い分野に「空間知能」を提供している。
展示会では、自動運転システムの導入事例紹介や、マップフォーが自社開発した3次元データ計測システムや高精度3次元地図作成ソフトウェアの実演展示が実施される。