能登半島地震で通行困難となっていた、能登半島南部から輪島市、珠洲市、能登町へのアクセス道路において、国土交通省北陸地方整備局 と日本建設業連合会で車幅拡幅等の啓開作業を行ない、1月4日15時00分現在作業が完了し、大型車の通行が可能となった。
●幹線道路の被害状況
直轄国道:2路線、3か所で通行止
国道8号・上越市茶屋ヶ原上下線
国道470号(能越道)・高岡IC~七尾IC上下線
※高岡IC~七尾城山IC上り線は緊急車両に限り通行可
国道470号(能越道)・穴水IC~のと三井IC上下線
補助国道:3路線、29か所で被災
都道府県道など:75路線、97か所で被災
高速道路に不通区間はない。
●国道8号が上越市で不通
国交省によると、国道8号上越市茶屋ヶ原地先の土砂崩落(通行止め)箇所では崩落土撤去作業を進めており、4日15時よりロッククライミングマシーンによる作業を開始し、昼夜連続による本格的な復旧作業に着手した。
通行止め区間は、国道8号・上越市茶屋ヶ原地先(茶屋ヶ原駐車帯)~上越市名立谷浜IC入口交差点、約3.0km。
この区間が災害通行止解除となるまでの間、並行する北陸道および上信越道を代替路(通行無料)として活用する。
迂回路として利用可能な走行
北陸道・能生IC~北陸道・上越IC
北陸道・能生IC~上信越道・上越高田IC
北陸道・名立谷浜IC~北陸道・上越IC
北陸道・名立谷浜IC~上信越道・上越高田IC
※上記以外の走行は対象外となる。また、上記区間を越えて通行する車両は、全走行区間分の通行料金が発生する。