[カーサウンドコンテストって何?]コンテストに参加する醍醐味を解説! | CAR CARE PLUS

[カーサウンドコンテストって何?]コンテストに参加する醍醐味を解説!

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2023年5月に開催された『第22回中四国オートサウンドフェス』の会場風景。
  • 2023年5月に開催された『第22回中四国オートサウンドフェス』の会場風景。
  • 2023年4月に開催された『まいど大阪 春のプチ車音祭 2023』の会場風景。
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全国各地で「カーサウンドコンテスト」なるものが開催されている。当特集では、これが何なのかを解説している。これまではその歴史と現在の状況を説明してきた。それに引き続いて当回では、これに参加する醍醐味を紹介していく。

◆「カーサウンドコンテスト」では、順位が付く楽しさを味わえる!

早速本題に入ろう。「カーサウンドコンテスト」に参加する醍醐味はさまざまある。まず挙げるべきは、「順位が付くこと」だ。この楽しさにハマる人が、結構多い。

ちなみに巷では、順位が付くイベントごとがさまざま開催されている。大人が参加するものとしては、ゴルフコンペがその代表格だろうか。その他では、野球、サッカー、フットサル、ソフトボール、バスケットボール、マラソン等々の草スポーツの大会もいろいろと行われている。さらには釣りの大会、囲碁将棋の大会なども実施されている。

こういったものに参加する意義は各競技やゲームを楽しむことにあるわけだが、勝敗や順位付けも楽しさの大きなポイントとなっている。「カーサウンドコンテスト」に参加することでも、それと同様な楽しさを味わえる。上位に入賞できれば得られる達成感も大きくなる。

さらには、トロフィーや盾等を手にできることも楽しさのポイントとなる。子どもの頃、友達がスポーツの大会でそれらをもらうのを見て羨ましく思ったことはないだろうか。しかし大人になると、それらをもらえるかもしれない機会は減っていく。でも「カーサウンドコンテスト」に出場すれば、それらを手にするチャンスを得られる。

◆前回よりも良い音を作れているか、その確認ができるのもコンテストの面白さ!

また「自己ベストの更新を目指すこと」も、「カーサウンドコンテスト」に参加する醍醐味の1つだ。なお「自己ベスト」とは順位や点数という意味合いもあるが、それよりもむしろ「前よりも良い音を作れたか否か」、ここがポイントとなってくる。

ちなみにコンテストでは実際点数が付けられることが多いのだが、その点数の基準は会によって、そして審査員によっても変化する。なので陸上競技のタイムのように、絶対的なものではない。つまり点数では「自己ベスト」が出たかどうかが分かりにくい。

では「自己ベスト」は何を持って判断すれば良いのかと言うと……。

それは、「人からの評価」だ。というのも「カーサウンドコンテスト」では、参加者同士で音を聴き合える。そうして愛車の音を聴いてもらったときには、率直な感想を教えてもらえる。これが「自己ベスト」が出たかどうかのメジャーに成り得る。自分がその日のために手を尽くしたことが結果に繫がっているのか否かを、試聴してくれた人のコメントにて確認できるのだ。

カーオーディオは、基本的には自分1人で楽しむ趣味だ。なので自分が良いと思えればそれで良いのだが、しかし本当に良い音に仕上がっているのかも気になる。「カーサウンドコンテスト」に出場すれば、そのあたりも確認できる。そして出場を重ねて愛車の音を磨き込み、「自己ベストの更新」を目指して進んでいける。

◆「カーサウンドコンテスト」は、さまざまな製品の音を確認できる貴重な機会に!

そして「カーサウンドコンテスト」では、「さまざまな製品の音を聴ける」ことも楽しみどころの1つとなる。

というのも「カーオーディオ・プロショップ」で音が聴ける製品の数は、案外限定的だ。なぜならば、カーオーディオ製品はクルマに取り付けないと音が出せないという側面もあるからだ。しかしながらオーディオ機器のチョイスは本来、実際に音を聴いて行うべきだ。そうしないとそれぞれが本当に自分の好みに合うのか否かが分かりづらい。

しかし「カーサウンドコンテスト」に出場すれば参加車両の音をさまざま聴けるので、いろいろな製品の音を確認できる。もっともシステム全体で音を聴くこととなるので、スピーカーや外部パワーアンプといった個々の製品の特徴は掴みにくい。各車で感じる音の特長は、どの製品によるものなのかが分かりづらい。

しかし多くのクルマの音を聴いていくと、傾向が分かってくる。使用アンプは違えどこのスピーカーが付いているとこんな音になるとか、このパワーアンプが付いたクルマのサウンドはこういう傾向になるということが見えてくる。これが、後々の製品選びに大いに役立つのだ。

今回は以上だ。次回はギャラリーとして参加する楽しさについて説明していく。お楽しみに。

《太田祥三》

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