ナビタイムジャパンは8月31日、カーナビアプリ「NAVITIMEドライブサポーター」にて、手書きで指定した任意のエリアで価格の安いガソリンスタンドを検索できる「ガソリン価格なぞって検索」機能の提供を開始した。
新機能では、地図上を指でなぞって検索したい範囲を指定すると、直近2週間のガソリン価格の安い順(最大20件)で、ガソリンスタンドを検索可能。ガソリンスタンドはそのまま目的地や経由地に設定できる。
NAVITIMEドライブサポーターでは、全国のガソリン平均価格に対して価格が高い/安いを地図上で可視化した「ガソリン価格マップ」を提供。ヒートマップで傾向を見ながら地図をスクロールして安いガソリンスタンドを探すか、別途周辺のガソリンスタンド検索で「安い順」で検索をする必要があった。今回の新機能により、「ガソリン価格マップ」上で価格の傾向を見ながら、そのまま検索したい範囲のガソリンスタンドを安い順で検索できるようになる。目的地への進行方向を囲んで検索すれば、これから走行するルート近くの安いガソリンスタンドを検索できる。また、本機能はガソリンスタンド検索画面の地図上からも利用できる。
経済産業省が発表しているレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は高騰し続けており、2023年8月現在、2008年以来約15年ぶりに180円を超える高値となり、15週連続で値上がりしている。また、都道府県別の平均価格では、最も安い岩手県は180.9円、最も高い長野県は194.0円と約13円の価格差がある(8月28日時点)。
新機能では、任意のエリアを手書きで指定できるUIにすることで、県境などを気にせずにドライバーが給油に行けるエリアの安いガソリンスタンドを簡単に検索できるようにした。