ウルトジャパン/安全性に配慮した日本“発”のコーティングシステムをオリジナル開発 | CAR CARE PLUS

ウルトジャパン/安全性に配慮した日本“発”のコーティングシステムをオリジナル開発

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ウルト・ジャパン/日本“発”のコーティングシステムをオリジナル開発
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世界86ヵ国に高品質な整備補修用品を提供するグローバルサプライヤーの日本法人「ウルトジャパン株式会社」が、新たなコーティングシステムを開発しているという。今年1月に開催された「TOKYO AUTO SALON 2023」レクソンエクスクルーシブブースに展示されていたパネルの情報を頼りに取材の打診をしてみたところ快く取材に応じて頂けた。

同社が開発する新たなコーティングシステムだが、まだ発売前のシステムで3月に開催される「第20回 国際オートアフターマーケットEXPO 2023(IAAE 2023)」にて事業者向けに発表をし、4月頃の発売を想定しているという。

PSHEを意識した開発

開発元のウルトジャパンは、2022年より「PSHE」 "Productivity(生産性)"・"Safety(安全性)"・"Healthcare(健康)"・"Environment(環境)"という4つのワードの頭文字を取った独自ビジョンを提唱しており、今回のコーティングシステムもこのビジョンに則ったものだという。

具体的な特徴としてはまず、フッ素フリー・溶剤フリーで安全性と従業員の健康に配慮しながらもフッ素を使わずに撥水効果(素滑水)を維持させている点が挙げられる。フッ素に対する規制が進むことが予想されるなか、これからスタンダードになるものの先駆けとして開発段階から意識をしていたと開発担当の小林氏は話す。

また、コーティング剤にレアメタルを含ませることで熱を反射させる効果を持たせている。これにより表面温度で最大8℃、室内温度で3~4℃上昇を抑えられ環境問題に寄与できるという。

さらに今回は、コーティング剤の販売ではなくシステム販売にこだわり、コンパウンドから企画することで、熟練の作業者でなくても一定の仕上がりを実現でき、クオリティの均一化による生産性の向上に繋げる狙いだ。

PSHEは前提条件、品質や機能で違いを表す

ここまで、PSHEを意識したシステム作りにフォーカスをあててきたが、開発担当の小林氏は「フッ素フリー・溶剤フリーはさほど難しいことではなく、遅かれ早かれスタンダードになってくるはずです。重要なのはそれらが持つデメリットをいかに解決するかです」と、品質や機能で違いを表す自信を覗かせた。

ドイツ発のグローバルパートナーとして、お客様のPSHEの向上に貢献する製品・サービスを提供する同社だが、今回のコーティングシステムはウルトジャパンのオリジナル開発で、グローバルを見据えた開発をしているという。

ウルトジャパンの新しいコーティングシステムに興味がある方は、IAAE2023の会場に足を運んでみてはいかがだろうか。

《カーケアプラス編集部》

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