ひと工夫が盛り込まれたキラリと光るカーアクセサリーを厳選して紹介している当コーナー。今回は、スマホ関連アイテムを3つクローズアップする。取り上げるのは、充電アイテム、ホルダー、FMトランスミッターの注目作だ。それぞれの特長を端的に解説していく。
まずはKashimura(カシムラ)からリリースされている『Qiワイヤレス充電シリコーントレイ 10W(KW-34)』(価格:オープン、実勢価格:2620円前後)からお見せしよう。当品はホルダー機能も有する(スマホを立てかけられる)が、むしろさっと置けることにこだわったひと品だ。スマホをナビがわりにすることよりも音楽を聴くためのものとして使うことの方が多い場合、スマホはポンと置ければそれで良い。特に車載機がBluetoothに対応しているのなら、主要な操作は車載機側で行えるので操作性は二の次でOKだ。そして当品は、Qi対応スマホのワイヤレス充電を行えるという利点も併せ持つ。なおトレイの周囲にはセーフティフレームが設定され底面は滑り止めタイプとなっているので、スマホが落ちにくい。カーボン柄で見た目もシャープだ。
続いては、Carmate(カーメイト)から発表されたばかりの新作『スマホルダー ディスプレイオーディオ貼り付け クイック ブラック(SA35)』(価格:オープン、実勢価格:2780円前後)を紹介しよう。当品の最大の特長はズバリ、「純正ディスプレイオーディオの背面に貼り付けられること」だ。スマホホルダーの中で人気が高いのはダッシュボードの上に吸盤や粘着テープにて取り付けられるものだが、年々ダッシュボードが平らではないクルマや柔らかな素材が使われている車種が増えていて、装着できないケースも散見される。しかし当品なら、そういった車種でもスマホを見やすい場所(純正ディスプレイの真横)に設定可能だ。向きも自在に変えられたり、貼り付けるパーツを工夫し車種対応力が高められたりと、利点も豊富だ。完成度はなかなかに高い。
もう1つ、Kashimuraの意欲作、『Bluetooth FMトランスミッター フルバンド アンビエントライト付(KD-246)』(価格:オープン、実勢価格:2730円前後)をピックアップした。愛車のメインユニットがBluetoothに非対応なら、FMトランスミッターが役に立つ。これを用いればスマホのワイヤレス接続が可能となるからだ。で、当品はコンパクトなのですっきりと取り付けられて、シガーソケットに直接差し込むタイプなのでコードも邪魔にならない。そして、7色LEDの点灯色/輝度/方向/点灯モードなどをさまざま変えられるアンビエントライトが付いているので、車内のドレスアップパーツとしても機能する。またハンズフリー機能、イコライザー機能も搭載。さらには選択可能なFMch数は141もある。使いやすいFMトランスミッターを探していたのなら、当機のチェックをぜひに。
今回は以上だ。次回以降も気の効いたカーアクセサリーを紹介していく。お楽しみに(記事中の価格はすべて税込。実勢価格は編集部調べ)。