特殊溶剤を吹きつけて溶解&コーティング、樹脂製ヘッドライト再生技術「ドリームコート」 | CAR CARE PLUS

特殊溶剤を吹きつけて溶解&コーティング、樹脂製ヘッドライト再生技術「ドリームコート」

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特殊溶剤を吹きつけて溶解&コーティング、樹脂製ヘッドライト再生技術「ドリームコート」
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新車時はクリアで透明感があった樹脂製ヘッドライトが、いつの間にか、黄ばみや曇り、くすみが進行…。それに気づきながら放置すると見た目の悪さは徐々に悪化し、夜間運転時の視界不良につながっていく。

黄ばみや曇りが酷すぎる状態で車検を受けると光量不足を指摘され、車検を通すためにヘッドライト交換を余儀なくされるケースもありえる。最近のヘッドライトはユニット化されている場合が多く、ヘッドライト交換の出費は思いのほか高額となり、大きな痛手になってしまう。

新車の製造遅延の中で、1台のクルマに長く乗り続ける保有の長期化を背景に「ヘッドライト磨き・黄ばみ取り(ヘッドライトクリーニング)」のニーズは高まっており、ディーラーや整備工場、ディテイリングショップでは本格的な施工サービスを提供。カーオーナーがDIYで施工できる商品も多く、カー用品店やホームセンター、ネット通販などで入手できるが、ヘッドライト磨きサービスや市販品は多岐にわたり、その特徴や効果、施工方法などは様々だ。

ドリームコート

ヘッドライトの黄ばみやくすみの除去を目的として、様々な商品・サービスがリリースされている中、車両販売からアフターメンテナンス(一般整備・車検整備・鈑金塗装・洗車・磨き・コーティング)、各種パーツやケミカル品の企画製作販売、損害保険代理店、ロードサービスに至るまで幅広い事業を展開する株式会社アヴァルトは、プロショップ向けにヘッドライト再生技術「ドリームコート」を提供している。

同技術の特徴は、経年劣化で変色した樹脂製ヘッドライトの表面に、特殊な溶剤を吹きつけてヘッドライト表面を溶解しながら特殊なコーティング剤を浸透・定着させ、新車時のような輝きを再生できるところ。UV硬化型コーティングやクリア塗装のように剥がれたり、ムラになるリスクがない点もポイントだ。また、環境負荷低減の観点からも、部品交換せず、再生させるアプローチは重要といえるだろう。

自社実証テストによれば約2~3年の耐久性があり、施工前と施工後にヘッドライトテスターでヘッドライトの照度試験を行った結果、施工前は113hcdだったものが施工後は171hcdに照度が改善されたという。

施工の流れは、まずはじめにヘッドライトの周りを養生する。続いて、電動ポリッシャーでヘッドライト表面をしっかり丁寧に研磨。下地調整が完了したら、ヘッドライト表面に特殊な溶剤を吹きつける。施工時間の目安は片側約1時間ほどで、施工にあたり塗装ブースを導入する必要はない。

「ドリームコート」導入を希望する事業者向けのサポートとして、導入研修と技術研修があり、研修の修了試験を合格し認定店審査をクリアすると、ドリームコートプロショップ技術認定店として、サービス提供が可能となる。

《カーケアプラス編集部@金武あずみ》

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