DeNA SOMPO Mobilityとテラモーターズは8月23日、商業施設へのEV充電インフラ無料提供および、新型電気自動車(EV)によるカーシェアステーション設置を進めていくと発表した。
EV充電インフラは、導入コストなどの懸念から日本は世界に比べて大きく遅れている。今回、商業施設のSDGs推進を支援するため、両社は営業連携。テラモーターズは商業施設にEV充電インフラ「テラチャージ」の無料提供を行い、DeNA SOMPO Mobilityはその施設内において、同社が運営する「エニカオフィシャルシェアカー」のEVカーシェアステーションを設置を提案する。
テラチャージは、日本でEVがもっと身近になる環境整備へ向け、テラモーターズが2022年4月よりスタートしたEV充電インフラ。EVの充電設備に加え、充電時間の設定や料金決済を行う専用アプリ、管理クラウドの開発から、充電設備の設置工事、ハードおよびソフトの管理運営まで一気通貫の革新的サービスの提供を目指している。
エニカオフィシャルシェアカーは、DeNA SOMPO Mobilityまたはレンタカー事業者が運営するレンタカー型カーシェアリングサービス。現在、東京都と神奈川県をメインに約100ステーションで運営中。カーシェア受け渡し用の機器が取り付けられているため、誰とも対面せずに無人受け渡しができ、1時間からの短時間利用ができる。
駐車場にエニカオフィシャルシェアカーのEVカーシェアステーションを設置することで、商業施設は定期的な駐車場賃料を見込むことが可能。また、最新モデルのEVに乗ることもでき、施設の付加価値向上や顧客満足度にも寄与することが期待される。