マクセルは7月26日、2023年1月から発行される電子化された自動車検査証(電子車検証)に対応した専用スタンドを備えたリーダ・ライタの受注を開始したと発表した。2022年11月から発売する。
2023年1月から電子車検証の発行が開始され、記録等事務委託制度が導入される。これによって継続検査などによる陸運支局への来訪が不要となりオンラインによるOSS(ワンストップサービス)申請で手続きが完結することになる。
制度改正を前に手続きで必要となる電子車検証用のリーダ・ライタの需要が高まっている。マクセルが発売する電子車検証更新・読取専用リーダ・ライタは電子車検証のサイズに合わせた専用のスタンドを備え、電子車検証を上から差し込むだけで通信が可能となる。
製品は電子車検証での更新手続き(OSS申請/記録等事務委託制度)に対応しており、申請者本人確認に必要なマイナンバーカードやICカードの読み取りに対応する。専用ドライバのインストール不要で、パソコンのUSB Type Aに接続するだけで利用が可能。電子車検証のサイズに合わせた専用スタンドに、電子車検証を上から差し込むだけで通信可能で、音と光で電子車検証の通信状態を示す。