日本ミシュランタイヤは、全天候型タイヤ「ミシュラン クロスクライメート2」シリーズにSUV用モデルを追加し、8月8日より順次発売する。
ミシュランクロスクライメート2シリーズは、夏タイヤに求められるハンドリング性能やドライ・ウェット時のブレーキング性能を高い水準で満たしながら、急な降雪での雪上走行も可能にした全天候型タイヤ。
新製品ミシュランクロスクライメート2 SUVは、新開発のトレッドコンパウンドを採用し、ドライ・ウェット、雪上路面など刻々と変化する路面状況に幅広く対応。従来品に比べて大きく切れ込んだV字角の「新Vシェイプトレッドパターン」が排水・排雪性能を高め、ウェット、雪上路面で高いパフォーマンスを発揮する。
エッジ部には面取り加工「ブイランプエッジ」を施し、ブロックの倒れこみを防止。接地面を最大化し、ドライ路面で高い制動力を発揮する。「LEVサイプ」はブロック同士が互いに支えあい倒れこみを抑制。夏・冬路面に効果的なグリップを発揮するとともに、耐摩耗性と転がり抵抗低減に寄与する。「P-エッジ」は摩耗するにしたがって、ブロック側面に凹凸と溝が出現。効率的に排水、排雪しながらエッジ効果により摩耗時におけるウェット・雪上性能が高めている。
これらの採用技術により、雪上でのブレーキング性能が7%、ウェット路面でのブレーキング性能が6%、ドライ路面でのブレーキング性能が5%向上。高い初期性能が長期間継続する。
また、スリップサインに対し摩耗度が3段階(25%・50%・75%)でわかる新デザインの「トレッドウェアサイン」を採用。「スリーピークマウンテンスノーフレークマーク」と「M+S」が刻印され、冬用タイヤ規制時でもチェーン装着は不要となる。
サイズは17インチから20インチの計30サイズ。価格はオープン。