TOYO TIRE(トーヨータイヤ)は、北米市場で高評価を得ているSUV用オールテレーンタイヤ「オープンカントリー A/T III」を7月より国内市場で順次発売すると発表した。
オープンカントリーシリーズは、SUVをターゲットとしたトーヨータイヤの主力ブランド。「ダカールラリー」や「バハ1000」などの参戦経験で得た知見を商品開発にフィードバックしている。同ブランドは、大型SUV車両が普及している北米市場で高評価。国内市場では2016年に展開を開始して以来、種類やサイズを拡充し、ユーザーニーズに合わせたさまざまな商品を展開している。
オープンカントリー A/T IIIは、さまざまな気象条件や路面状況での走行にバランス良く対応した「A/T(オールテレーン)」タイプの商品。本場、北米市場で2020年2月に発売して以来高い支持を得ており、今回はSUV向け本格オールテレーンタイヤとして、日本市場向けに投入する。
トレッド部に大きなブロックを配置した力強いパターンデザインを採用し、一般道での操縦安定性と快適性を確保するとともに、キャンプ場など凸凹のある路面や林道などに入った際にも安定した走行をサポートする。また、降雪時における性能も向上し、圧雪路でのブレーキング性能が同社従来品(オープンカントリー A/T プラス)比で13%良化するとともに、国際連合欧州経済委員会が規定する「スノーフレークマーク」の要件を満たし、季節を問わず、国内におけるSUVの用途の広がりに対応した商品となっっている。
サイズは15インチから20インチまで29サイズをラインアップする。