新潟県妙高市のスキーリゾート「ロッテアライリゾート」にて5月28日、29日の1泊2日で「Jeep Adventure Academy 2022 in Niigata」が開催され、約50組のオーナーと50台のジープが集結。自分のジープでオフロードを走行するなど、普段は体験できないさまざまなイベントを楽しんだ。
自分のジープのポテンシャルを実感
今回の「Jeep Adventure Academy 2022 in Niigata」は、すべてのジープに参加資格があるわけではない。まず、ステランティスジャパンが展開するコミュニティサイト「Jeep Wave」に登録していることが大前提で、さらに4WDのジープであることが求められた。2WDモデルは参加できない。今回の「Jeep Adventure Academy 2022 in Niigata」は、きっちりとオフロードを走るイベントが用意されていたのだ。
集合時間に約1時間の差をつけて約25組ずつが集合。組によってスケジュールの進行方法は違ったものの、まずは自分が乗ってきたクルマの点検(セルフチェック)からイベントはスタートした。クルマ好きであっても、自分でクルマの状態を自分でチェックしたことがある人は少ない。このイベントではタイヤの空気圧をチェックするとともに、トルクレンチを使ってタイヤホイールの締め付けトルクをチェック。足下の状態を万全とした。またオフロードコースを走る前には、座学を実施。ジープの歴史やスピリッツから、ドライビングポジションや各種機能などの基礎知識を身につけた。
オフロードコースでは斜度25度を超えるスロープをヒルディセントコントロールを使って下るセクションや、ジープならではのサスペンションストロークと駆動配分を生かして走るキャンバーやモーグルなどを体験。ジープオーナーでありながら、クロスカントリーでのポテンシャルを感じることがなかったオーナー達は、自分のクルマのハイポテンシャルにあらためて関心した様子だ。
「オフロードTAXI」で異次元体験も
オフロードでのイベントのクライマックスは、インストラクターがドライブするデモカーに同乗する「オフロードTAXI」。オーナーが走ったコースとは異なる過酷なコースを使用しての同乗デモンストレーションランは、刺激的な異次元体験ができたことだろう。
時間の都合で取材できたのはオフロードイベントまでだったが、その後はスラックラインやホットサンドブッフェ、オリジナルウインドスピナーのワークショップなど、アウトドア関連のワークショップを自由に楽しめたほか、ジップラインやゲレンデをチューブで滑るチュービングなどロッテアライリゾート内のアクティビティを楽しめたとのこと。有限会社ダディーズオピニオン代表で快適生活研究家の田中ケン氏によるアウトドア講座なども実施。そして夜は、バーベキュー大会を開催。参加者は1泊2日のスケジュールをたっぷりと楽しんだ。