ユピテルは、後方車のあおり運転を検知して自動で記録・警告する、前後2カメラドライブレコーダー「SN-TW99c」(特定家電量販店向け)を近日発売する。SN-TW99cは、走行中に後方車からの異常接近を数秒間検知すると、画面と音でドライバーに危険を通知し、自動で常時録画とは別のフォルダに映像を保存。あおり運転による被害映像の撮り逃しや録画ミスを防止する。また、従来モデルではSDカードに上書きを繰り返すことで断片化が起き、書き込みエラーが発生。新製品は断片化が起きない独自のファイルシステムを採用し、定期的なフォーマットは不要とした。本モデルではドライブレコーダーに最適な繰り返しの上書き記録に強いMLC方式の大容量32GB SDカードを付属する。安全・快適なドライブをサポートする機能も充実。赤信号の先頭で停車中、青信号に変わったことを知らせる「信号発進警告」、信号待ちで先行車がスタートしたことを知らせる「前方車発進警告」のほか、「車線逸脱警告」、「前方車接近警告」を備える。フロントおよびリアには、ソニー製CMOSイメージセンサー「STARVIS」を搭載する。画素数は200万と少なく感じるかもしれないが、1ピクセルあたりで捉えられる光の量はアップ。フロント162°/リア155°の超広角レンズと組合せ、昼間はもちろん、夜間も鮮明な映像を記録できる。またHDR(ハイダイナミックレンジ)も前後とも搭載。日中天気のよい時の逆光下や明暗差が大きいトンネルの出入り口、また夜間の撮影時に生じる黒つぶれや白とびを抑える。映像は本体の2.0インチモニターで確認できるほか、無料のPCビューアソフト(Windowsのみ)を用意。日時はもちろん、GPS情報をもとに地図上での自車位置、走行速度、さらにGセンサーで検知した衝撃をグラフで表示する「Gセンサーグラフ」など、さまざまな情報が確認できる。サイズはフロントが幅65×高さ53×奥行28mm、リアが幅54×直径25mm。
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