今後、適合追加が検討されているスイフトスポーツに一足先に装着し試乗インプレッションを行った。(ノーマルスイフト[型式Z C83C]へは適合済。)
◆元々剛性の高いスイスポに効果はあるのか?

確かに小さな剛性パーツが操縦性に効くのは経験的に知ってはいるが、大抵はボルトで止めたり、接着剤で貼り付けたりと、それなりにボディへしっかりと固定するものがほとんど。そして今回試したアイシン精機のドアスタビライザーは、従来のドア側スタビライザー付きのストライカーを交換する形で取り付け、ボディ側にくさび型のパーツを追加で取り付けるタイプの製品だ。
スイスポ自体がレベルの高い剛性を持っているので、そこまでの効果を全く期待しないまま走り出したのだが…。走り出すどころか、動き出した時のハンドルの重さからしてまず違う。手応えがしっかりして、ちょっと重めになっている。
切ったハンドルを戻していくと、セルフアライニングトルクが強くなっていることが分かる。要はハンドルの戻りも強くなっているのだ。
◆リニアに、ダイレクトに走りの楽しさを実感させてくれる

とくに明瞭なのがハンドルの切り始めのところ。ドアスタビライザーなしで走った時は、指1本か2本くらい切り出すまでの手応えが少なめだった。でもそれはタイヤがねじれ、コーナリングフォースを発生するまでのタイムラグだろうと思っていたのだが、ドアスタビライザーを付けると、ハンドルを切り出した瞬間から応答があり、切り足していくと操作に遅れなくタイヤが曲がる力を強めていき、クルマが曲がっていってくれるのだ。

剛性パーツとかチューニングパーツというと、走り屋さん向きなイメージがあるが、むしろガンガンの走り屋さんよりもドライブを楽しみたいとか、クルマを運転するのが好きといったドライバーにこそ合っているのではないかと思う。
◆曲がるだけじゃなく直進性も向上する

そして、レーンチェンジしようとハンドルを切り出すと、ハンドルを切りたい側にククッと力を入れるとちゃんとクルマが向きを変え始めてくれる。切り出しの応答遅れがなく最小限のハンドル操作でレーンチェンジができるので修正舵も必要ない。ドアスタビライザーを付けると、クルマの運転が上手くなったというか、思うようにできるようになったという、ちょっと新鮮な感覚が得られるかもしれない。


実際ボディの振動≒ノイズも変化しており、走行中のノイズレベルが静かになっているし、低中速で聞こえた耳を圧迫するようなノイズも小さくなっているように感じられる。
ちなみに、アイシン精機のドアスタビライザーは、今のところ自社のドアロックとストライカーを装備しているクルマが対象になっており、トヨタ車以外ではスイフトスポーツのほか、スバルBRZ、スズキ・ジムニー用が検討及び適合されている。

※効果の感じ方には個人差があります。製品についての詳細はHPをご覧ください。尚、本製品は適合した車種のみ装着をお願い致します。
◆アイシン精機アフターマーケットHPはこちら◆