日本RV協会は、キャンピングカーを所有または興味を持っている人に対象に、「温泉・グルメ」についての調査を実施。その結果を発表した。調査結果によると、旅先で温泉を利用したことがある人は全体の99.4%。その内訳は、旅の途中で必ず温泉を探す人が23.6%、近くに温泉があれば利用する人が53.9%、温泉にはこだわらない人が22.4%。温泉そのものが目的ではなく、多くの人が旅先の近くに温泉があれば立ち寄るという行動パターンとなっている。温泉選びの基準については、雰囲気、湯種、知名度などを抑えて、入浴料金(35.6%)と営業時間(25.9%)がトップ2に。長期の旅行となるキャンピングカーユーザーが毎日の入浴コストを抑えようとしていることや、夜間や早朝など時間を気にしないで利用したいという行動パターンが反映されている。温泉選びの基準とする入浴料金については、約600円が妥当と回答した人が最も多く、全体の7割超。また温泉施設での飲食に関しては、全体の54.6%がドリンクを飲む程度としており、温泉施設での食事はそれほど多くないようだ。温泉施設の魅力については、食事よりも「くつろぎ」と答えたユーザーが最も多く、全体の58.8%を占めた。キャンピングカーユーザーが食事をする施設については、トップが32.9%の郷土料理店、2位は28%で道の駅、3位が12.8%で高速道路のサービスエリア/パーキングエリアとなった。また、食事が旅の目的となりうるかを聞いたところ、「はい」と答えた人が52.4%。温泉に比べると比率は低いが、旅先での食事にこだわりたい人は多くいるようだ。食事のコストについては、食事が旅の目的だった人は上限2000円が最も多く、全体の31.7%。それ以外は上限1500円とする人が最も多く、全体の42.4%を占めた。食事をする場所選びの基準については、地元の名物(43.9%)、地産地消(26.1%)が上位に挙がった。魅力を感じる素材については、海鮮が66.9%で最も人気が高く、全国各地の海鮮を求めて、各シーズンごとに行動しているキャンピングカーユーザーの行動パターンが読み取れる。キャンピングカーがあるからこそ、旅での食事が充実すると感じている人は全体の77.6%。その理由は行動力、宿泊性能などが上位に挙がり、キャンピングカーらしさを感じながらグルメ旅を楽しんでいる様子が見えてくる。
RJCカーオブザイヤー、スズキ『スイフト』が4代連続受賞、輸入車はMINI『クーパー』に 2024.11.19 Tue 15:00 NPO法人日本自動車研究者ジャーナリスト会議(RJC)は11月12日…