【気になるクルマ】待望の「新型 ジムニー 」 四駆としての性能は? 価格は? | CAR CARE PLUS

【気になるクルマ】待望の「新型 ジムニー 」 四駆としての性能は? 価格は?

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スズキ ジムニー XC
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スズキは、軽四輪駆動車『ジムニー』および、ジムニーをベースに小型車規格とした『ジムニーシエラ』を20年ぶりに全面改良し、7月5日より販売を開始する。

新型ジムニー/ジムニーシエラは、半世紀におよぶジムニーならではのこだわりと技術を継承しつつ、ジムニーに求められる本格的な四輪駆動車としての性能をさらに進化させた。

新設計のラダーフレームは、Xメンバーと前後にクロスメンバーを加えたことで、ねじり剛性を先代モデル比で約1.5倍向上させた。また、車体とラダーフレームをつなぐボディマウントゴムを新設計。乗り心地を改善し、優れた操縦安定性を実現した。

エンジンを縦置きに配したFRレイアウトを継承し、悪路走破性に優れる機械式副変速機付きパートタイム4WDを採用。路面状況に合わせて2WDと4WDを任意に切替えでき、さらに4WDは4H(高速)、4L(低速)のモードに切替可能。4Lは通常の約2倍の駆動力を発揮し、急な登坂路や悪路の走破性を高める。

足回りには、ジムニー伝統の3リンクリジッドアクスル式サスペンションを採用し、凹凸路で優れた接地性と大きな対地クリアランスを確保。また、電子制御のブレーキLSDトラクションコントロールを全車に標準装備し、4Lモード走行時、空転した車輪にだけブレーキをかけることでもう一方の車輪の駆動力を確保し、高い脱出性能を実現する。

パワーユニットは、ジムニーが専用チューニングのR06A型ターボエンジンを、ジムニーシエラは軽量・コンパクトで燃費に優れ、出力・トルクともに向上した1.5リットルの新開発K15B型エンジンを採用。動力性能を進化させるとともに、被水や雪、飛び石などへの対策を施し、信頼性を向上させた。

エクスエリアは、車両の姿勢や状況を把握しやすいスクエアボディに、面の剛性を高める造形、降雪時に雪がたまりにくい凹凸が少ないボディ形状、走破性・積載性を高める細部の工夫など、機能に徹したこだわりの造形とした。また、丸型ヘッドランプ、5スロットグリル、クラムシェルボンネットフードなどの、ジムニーの伝統を継承するデザインアイコンを随所に取り入れた。

インテリアは、オフロードなど過酷な環境下での、運転のしやすさや各部の操作性にこだわった、機能に徹したデザインとした。車両の姿勢・状況を把握しやすい、水平基調で力強い基本骨格のインストルメントパネルや、ドアミラー付近の視界を拡大する形状のベルトラインを採用。前席のヒップポイントを30mm後方に下げながら、前後乗員間距離を40mm拡大して居住性を向上させた。

さらに予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を搭載。衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポート(DSBS)」をはじめ、誤発進抑制機能、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、ハイビームアシスト、先行車発進お知らせ機能、さらに各標識をメーター内に表示させドライバーに通知する「標識認識機能」を採用した。

新型ジムニー/ジムニーシエラは、今回の全面改良にあわせて、初めて湖西工場(静岡県湖西市)で生産し世界に供給する。価格はジムニーが145万8000円から184万1400円、ジムニーシエラが176万0400円から201万9600円。

【スズキ ジムニー/ジムニーシエラ 新型】四輪駆動車としての性能進化 145万8000円から発売

《纐纈敏也@DAYS》

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