F1の名門チーム「マクラーレン」と2005年からパートナーシップを結んでいるヒルトンが、ヒルトン東京お台場に「マクラーレン・ホンダ スペシャルスイート」を期間限定でスタンバイ、一般に宿泊提供することとなった。かねてよりヒルトンは、スポーツや音楽など様々な文化と結びついた「お金では買えない特別な体験」を、マクラーレンとはじめとした各界の世界一流のパートナーとともに展開。「ヒルトン・オナーズ」というメンバーシッププログラム向けのものを中心に、様々な企画をプロデュースしてきている。マクラーレン関連では、英国のチーム本拠「マクラーレン・テクノロジー・センター」へのツアーなどもあるという。今回、ヒルトン東京お台場の最上階に9月16日~10月18日(宿泊日)までの期間限定で用意された「マクラーレン・ホンダ スペシャルスイート」は、ヒルトン・オナーズのメンバーでなくとも宿泊することができる部屋で、料金は日によって変動があるが、1室2名7万円~とのことだ。ヒルトンではこれまでにもシンガポールやアゼルバイジャンのバクーといったF1開催地でスペシャルスイートを企画展開してきたそうで、日本国内では今回の東京お台場が初。9月12日には報道向けの内覧会が行なわれ、マクラーレン・ホンダのピットかモーターホームかと思うようなF1テイストにあふれた装飾の室内が公開された。F1ファン、特にマクラーレン・ホンダや今季の同チームレギュラー選手であるフェルナンド・アロンソ、ストフェル・バンドーンのファンにはたまらないスペシャル空間といえるだろう。「ここにも!」という驚きもあると思うので、マニアにはぜひ、実際に室内を味わってもらいたいところだ。すでに予約は開始されている。F1では選手たちによる参戦シートを巡る激しい攻防戦も見どころのひとつだが、約1カ月という期間限定の部屋だけに、予約合戦が熾烈になるかもしれない。