富士通テンは8月9日、レンタカーやリース車両向けの多言語カーナビゲーションを発売した、と発表した。4か国語対応、自動地図更新で、訪日外国人のレンタカー需要に対応する。観光などの目的で日本を訪れる外国人は増えており、それに伴い、外国人のレンタカー需要も増加。さらに、2020年の東京五輪に向けて、今後も需要が伸びることが見込まれている。今回、富士通テンが発売したのは、「ECLIPSE(イクリプス)」カーナビゲーションシステム「AVN」の新商品。英語・中国語(繁体字/簡体字)・韓国語・日本語の4か国の言語に対応。言語に合わせた一時停止標識表示、国際電話番号での目的地検索なども行える。日本の交通ルールなど、レンタカーを利用する外国人に伝えたい情報を、ナビ画面で知らせる機能も付く。また、別売の専用通信ユニットを接続することで、常に最新の地図や施設情報を利用可能。地図上の外国語表記も含め、自動で地図を更新。サーバー上のデータベースにアクセスし、最新施設を検索。目的地周辺駐車場の満空情報を表示し、案内することもできる。