マツダは、8月4日から6日の3日間、幕張メッセで開催される「オートモビルカウンシル 2017」の出展内容を発表した。オートモビルカウンシルは、国内外の自動車メーカーとヘリテージカー販売店などが会する、それまで日本になかったスタイルのイベントだ。昨年、同じ幕張メッセで初めて開催された。日本車メーカー・輸入車メーカーによる車両展示、ヘリテージカー販売店による車両展示および販売、自動車関連グッズの販売、オーナーズクラブ、イベントオーガナイザーの紹介などが企画されている。マツダの出展テーマは「飽くなき挑戦の歴史 -ロータリーエンジン誕生50周年-」。1967年にマツダが量産化に成功したロータリーエンジンは、コスモスポーツに搭載され、今年誕生から50年を迎えた。マツダブースでは、数々の苦難を乗り越えて、ロータリーエンジンの実用化、量産化を実現した先人の歩みに感謝の想いを込め、現在のSKYACTIV技術の開発にも通じるマツダの「飽くなき挑戦」の精神の一端を紹介する。マツダブースでは、コスモスポーツの開発途中の試作車をはじめ、『コスモスポーツ』『ファミリアプレスト ロータリークーペ』『サバンナRX-7』などのロータリーエンジン搭載車を中心に、1991年のル・マン24時間レース総合優勝車である「マツダ 787B」、世界初の2ローターロータリーエンジン「10A」型などを展示する予定だ。