電子情報技術産業協会が発表した11月の民生用電子機器国内出荷金額は、カーAVC機器が好調で前年同月比3.1%増の1200億円と前年を上回った。カーAVC機器は同6.1%増の491億円と伸びた。映像機器は横ばいの624億円、オーディオ関連機器が同9.3%増の85億円だった。カーAVC機器の製品別出荷台数は、カーナビゲーションシステムが同6.4%増の46万3000台と8カ月連続で前年を上回った。ソース別ではフラッシュメモリが45万9000台、HDDタイプが4000台。ETC車載ユニットは同5.3%減の25万8000台と2カ月連続マイナスだった。このうち、ETC2.0(DSRC)対応ユニットは10万1000台だった。カーCDプレーヤーは同2.5%増の21万台と32カ月ぶりに前年を上回った。カーAVメインユニットが同1.1%減の24万4000台と8カ月連続でマイナスとなった。