ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは8月17日、新型『パナメーラ』に新開発の「Burmester」3Dハイエンドサラウンドサウンドシステムを初めて装備した、と発表した。3Dハイエンドサラウンドサウンドシステムでは、Aピラーに追加した2個のスピーカーが、Auro 3Dテクノロジーと連動して、3次元の立体的な音響パターンを生み出す。これにより、世界最高のコンサートホールのようなサウンドを実現する。パナメーラ全車にオプションで用意されるこのシステムの合計出力は1455W。400WのD級アンプを内蔵するサブウーファーと、2ウェイセンターシステムを含む合計21個の個別制御のスピーカーを採用する。新型パナメーラの開発に伴い、Burmesterサウンドシステムが実現するパフォーマンスのベンチマークについて、さらなる改良を施した。ポルシェによると、感性的な体験を目標に掲げて、改良に取り組んだという。そのためにパワフルで高効率のD級アンプ、音質を改善するインテリジェントなアルゴリズム、最新開発のAuro 3D処理など最先端のオーディオテクノロジーを導入。ポルシェは、「これらの特徴を生かし、新型パナメーラのシステムが世界最高のコンサートホールに基づいた初めてのサウンド再生体験を提供する」と自信を示している。
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