輸入車販売をおこなうニコルグループが29日、横浜の大さん橋ホールで一般向け展示イベント「Nicole Group First Class V.I.P. Invitation」を開催した。高級スポーツカーのフェラーリや、ロールスロイス、BMWなど、ブランドの垣根を超えた全49台の展示に、来場者たちは目を輝かせた。横浜を舞台としたニコル独自の大規模展示イベントは今回で2回目。「様々な方に実際にクルマを見て、触れてほしい」という思いから、顧客だけでなく広く一般向けに開放しており、入場はもちろん無料。フェラーリやロールスロイスといえば1台あたり数千万の超高級車だが、仕切りなどはなく自由に触ったり座席に乗り込んだりすることができるのも同イベントの特徴となっている。超高級車といえば、ショールームには入りづらいし、招待客も選別されるのでは…と敬遠してしまいがちだが、ニコルはそうした「壁」を設けるようなことはしないのだという。イベントを取りまとめるマーケティング部の海老原氏は、「まずは色んなクルマを見て触れてほしいというのが一番です。お子さん連れも多く来場して頂いていますが、どんどんカッコいいクルマに触って、乗ってほしいですね。クルマに夢を持ってもらうのも大切な役目だと思っています」と話す。開かれた販売店づくりを目指すニコルの思いを体現したのが今回のイベントと言えそうだ。会場にはBMW、BMW i、アルピナ、MINI、フェラーリ、ロールスロイスから「スポーツ&ラグジュアリー」をテーマとした新型車がずらり。目を引くのはやはり、日本で発表されたばかりのフェラーリ『GTC4ルッソ』『カリフォルニアT ハンドリング・スペチアーレ』やロールスロイス『ドーン』だ。購買層だけでなく、小学生から大学生まで、はじめて見る超高級車に興奮した様子で、車内に乗り込んだり記念撮影をしている姿が多く見受けられた。モータースポーツ活動をルーツに持つニコルは、BMWやアルピナの販売を手がけることでブランドの認知度を高めて来た。「ニコルと言えばアルピナ」というイメージを持つ人も少なくないだろう。一方で、同社が2014年よりフェラーリの販売を開始したことを知らない顧客がまだまだ多いのだという。今回の展示イベントは、取り扱いブランドを全て一堂に見せることで、フェラーリもラインアップの一員であることを知らしめる機会にしたい、というねらいもあるようだ。神奈川を拠点に根強い販売網を展開するニコルグループ。海老原氏はこのイベントを「横浜のモーターショーと言えるくらいのものにしていきたい」と意気込む。
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