マツダは、PS5/4用ソフトウェア「グランツーリスモ7」によるeスポーツ大会「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2023」を10月15日より開催、成績優秀者にはリアルモータースポーツに挑戦する権利を提供すると発表した。
昨年活動を開始した「倶楽部MAZDA SPIRIT RACING」ではドライバー本人の夢を叶え、自己実現に向けた成長を目指し、モータースポーツのすそ野を拡大し、モータースポーツ文化の発展を目指している。2023年からはチャレンジプログラムを実施。その一環として、今年もeスポーツ大会「MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2023」を開催する。
参加クラスは、18歳以上が対象の「チャレンジクラス」と6歳から17歳までが対象の「U-17クラス」の2クラス。チャレンジクラスはマツダ車両ワンメイクによるオンラインシリーズ方式で、10月15日から12月10日まで全5戦を開催。4戦有効ポイント制で、成績優秀者には、リアルレースへの挑戦イベントに招待し、バーチャルの世界からリアルの世界へ挑戦する機会を提供する予定だ。なお、最終戦はコラボレーションラウンドとして、マツダ車両に加え、トヨタGAZOOレーシング(TGR)、SUBARU(スバル)車両も選択可能とし、3社車両混走でのレースを実施する。U-17クラスは、車種・コースは固定で、タイムのランキングを競うタイム・アタック形式で実施。11月5日から26日に開催期間中は何度でも挑戦できる。
また、9月17日に富士スピードウェイ、11月4-5日に岡山国際サーキットで開催する「マツダファンフェスタ」のイベント内にて、特設の「グランツーリスモ7」プレイ環境を設置。MAZDA SPIRIT RACING GT CUP 2023としてオフライン大会を開催する。こちらの大会の上位入賞者の中で普通自動車免許を取得済みの人へも、リアル挑戦の機会を提供する予定だ。
そして、今年は新たに「グランツーリスモ7」と「倶楽部MAZDA SPIRIT RACINGアプリ」を活用し、サーキットを走る車をデザインしたい人に向けたコンテスト「MAZDA SPIRIT RACING LIVERY DESIGN CONTEST」を開催する。本コンテストにて応募作品の中から選ばれた2作品は、2024年にチャレンジプログラムで使用する『ロードスター NR-A』車両のリバリーデザインとして採用し、実際のサーキットを走行する車両にフルラッピングを行う。さらに、自身でデザインしたカラーリングを施した車両でのサーキット走行同乗体験に招待する予定だ。