ヒョンデモビリティジャパンは12月16日、モビリティサービス「MOCEAN(モーシャン)」によるカーシェアリングサービスを直営拠点「ヒョンデカスタマーエクスペリエンスセンター横浜(CXC横浜)」で開始した。
モーシャンが提供するカーシェアリングサービスはアプリですべての操作が可能。会員カード発行等は不要で、ヒョンデの公式アカウント会員登録および本人名義の運転免許情報、決済用のクレジットカード情報を登録後、電気自動車『アイオニック5』または燃料電池車『ネッソ』をすぐに利用できる。
同サービスでは利用時間や距離に合わせて提供する「タイムプラン」だけではなく、リモートワークや読書等、自分だけのスペースや環境が必要な際に利用できる「空間プラン」を導入する。加えて、V2L(外部給電器)およびアウトドア用オプションを活用した「キャンピングプラン」を展開。ゼロエミッション車による新しいライフスタイルを体験できるサービスも提供する。
また、個人へのカーシェアだけでなく、B2B向けサービスである「MOCEAN Biz(モーシャンビズ)」の展開も予定している。業務時間中は社用車として活用してもらい、それ以外の時間は提携先企業の社員やモーシャン会員が車両を利用。効率的でありながら車両保有における負担の少ないサービスの提供も予定している。
利用用金はタイムプランが10分220円、6時間5940円、12時間7920円、24時間9500円、距離料金13円/km。空間プランは10分165円、6時間4450円、12時間5940円、24時間7120円。入会費・月会費は無料。
ヒョンデモビリティジャパンではCXC横浜を皮切りに、今後は全国でモーシャンの設置拠点を増やし、幅広いサービスを展開していく計画だ。