ナビタイムジャパンは10月19日より、移動エコ活アプリ『moveco<ムブコ>』の提供を開始する。movecoは、日常の移動をしながらマイルをためるアプリだ。エコスポットを検索し、環境にやさしいルートを提案してくれる。
movecoを使うと、環境負荷の低い移動方法を選択したり、エコスポットに行く・エコに関する記事を閲覧する、などでマイルを獲得できる。たまったマイルは、環境保全やSDGsに取り組む団体へ寄付したり、様々なギフトと交換したりできる。アプリは無料で利用でき、iOSにて先行リリースし、AndroidOSも対応を予定している。
ユーザーはmovecoを使うことで、持続可能な社会の実現に貢献できる。本アプリは、ナビタイムジャパンのコアサービスである“移動”支援を軸に、日々の移動や日常生活で取り組めるエコ活動をサポートするアプリとして開発された。
moveco<ムブコ>アプリの特徴
●エコスポット検索、環境にやさしいルート提案
●エコの観点から移動を振り返る
●マイルをためる
●マイルを交換する
movecoの地図画面上で、現在地周辺のエコスポットを検索することができる。「脱使い捨て容器」「量り売り」などのラベル(カテゴリ)から検索でき、エコスポットまでのルート検索は、環境にやさしい(=CO2排出量の少ない)移動手段を利用したルートを提案する。ルート結果には、移動手段ごとに付与されるマイルと移動時間が表示され、区間ごとの移動手段を変更することも可能だ。エコスポットまでのナビゲーションは、『NAVITIME』など連携するアプリに遷移できる。
movecoでは、アプリの位置情報をオンにしてスマホを持って移動するだけで、移動情報に応じたマイルがたまり、移動情報を記録できる。移動手段ごとに色分けして、1日の軌跡として地図上で確認できたり、月ごとの移動の中で、どの移動手段の割合が多かったかを、グラフによってひと目で確認できたりする。前月の移動に対してのCO2排出量の増減を、割合で確認することも可能だ。移動情報は、ナビタイムジャパンの移動推定技術により、徒歩・自転車・電車・フェリー・バス・飛行機・車の7種類から推定する。
ナビタイムジャパンはこれまでも、公共交通機関の利用を優先した「CO2の少ないルート」や、カーナビアプリで燃料消費量を抑えたルートを優先する「ECOルート」などをルート選択肢として設定できる機能を提供している。
movecoは今後、提携先を増やし、ミッションやギフトの拡充、移動手段判定精度の向上によるUX改善などを行なう予定だ。