そして、1999年にアメリカの美術家、Jay Shafer(ジェイ・シェーファー)氏が、「Small House(スモールハウス)Movement 」を提唱し、「The ELM」と名付けた4.2m×2.3mのサイズの”動く家”を建造。その後、2005年に大型ハリケーン"カトリーナ"が米国を襲ったことによる防災意識の高まり、2008年に起こったリーマンショックによるミニマリズム意識の高まりがある中で、『The Small House Book(2009)』を発刊し、世界中にタイニーハウスの名を轟かせることになりました。
さらに、2011年に元ラルフローレンのデザイナー、Foster Huntington(フォスター・ハンティントン)氏が、フォルクスワーゲンの“バン”に、生活で必要となる最低限のモノを詰めこんで、旅に出た写真集「HOME IS WHERE YOU PARK IT(車を停めた場所があなたの家/2014)」を発売、欧米諸国で、新たなライフスタイルとして「VANLIFE」が広まっていったと言われています。