ジャパンクオリティで仕上げた「ナローポルシェ」…ノスタルジック2デイズ | CAR CARE PLUS

ジャパンクオリティで仕上げた「ナローポルシェ」…ノスタルジック2デイズ

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コアスピードブースのポルシェ911は必見!!
  • コアスピードブースのポルシェ911は必見!!
  • 1970年のナローポルシェ。しかし日本でよくあるのとは一味違ったコーディネートが目を惹く。
  • もともとナローのボディを丹念にたたき出した、まさに刀鍛冶の技で作り出したフェンダー。自然な曲面は質感が高い。
  • ダッグテールはこの頃のモデルのアイコンとして外せない。
  • ナローでないとというファンは多い。
  • 内装はレザーを編み込んで構成。贅沢な空間が完成されている。
  • エンジンルームには930型ターボのエンジンが収まる。
  • 拘りは外観だけにとどまらない。930をナローの外観に仕立てることはあっても、ナローをベースにターボ化する例は稀だ。
ノスタルジック2デイズ(23~24日、パシフィコ横浜)の会場に、とてもきれいな、しかしなかなか日本ではお目にかかることのできないコーディネートで仕上げられた、1台のナローポルシェが展示されていた。

クラシック・ポルシェ『911』用のエアコンキットを紹介していたコアスピードだ。1970年式911をベースに仕上げたデモカーは一見の価値がある。「日本人があまりしないようなモディファイを、ジャパンクオリティで仕上げてみたい、というのがこのクルマの製作動機です」とコアスピードでは話す。

「外装色は赤サンゴをイメージ、内装はグリーンを基調に、バックスキンと本革を編み込んで仕上げました。また、ナローのボディのフェンダーをワイドにしていますが、これは長い時間かけて鍛冶職人がたたき出したもの。別パーツのフェンダーを溶接、パテ盛りで付けたものでは表現できない、自然な曲面が自慢です」

メカニズム的にも凝っている。「このクルマは1970年式のナローに『930ターボ』の3.3リットルエンジンを搭載しています。もともと非力なクルマですのでボディを補強しました。また、ナローのダッグテールを残そうとするとインタークーラーが干渉してしまうので、エンジンの搭載位置を下げています」。

鍛冶の技でたたき出し!! 珠玉のナローポルシェ…ノスタルジック2デイズ2019

《中込健太郎》

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