ホンダは、『スーパーカブ』シリーズ(49~125cc)世界生産累計1億台達成の記念式典を10月19日、日本における生産工場である熊本製作所にて開催した。ホンダは、1958年8月に初代「スーパーカブC100」の量産を大和工場(旧埼玉製作所和光工場)にて開始。その後、1961年に台湾でノックダウン生産を開始し、現在は世界15か国16拠点で生産している。初代スーパーカブC100は当時2ストロークエンジンが主流の中、経済性、耐久性に優れた高性能50cc 4ストロークエンジンを搭載。乗り降りがしやすい低床バックボーンフレームや、クラッチ操作不要の自動遠心クラッチシステムを採用し、足元への泥はねや走行風を軽減させる大型の樹脂製レッグシールドを装備するなど、独創的で斬新なデザインを実現した。また、2007年には電子制御燃料噴射システム(PGM-FI)を搭載し環境性能を高めるなどの進化を遂げながらも、基本コンセプトは変わらず、その独自のスタイルは現在も受け継がれている。式典に出席した八郷隆弘社長は、「日本で誕生したスーパーカブは、『すべての人に生活の可能性が拡がる喜びを提供する』というホンダの思いを、ユーザーの声に応えて具現化してきた。世界各地で長い間、多くの人から支持を得て、スーパーカブシリーズ世界生産累計1億台を達成することができた。今後も、時代の変化に合わせて進化し、ユーザーの期待を超える商品を提供できるよう取り組んでいきたい」とコメントしている。
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