ドイツに本拠を置く自動車部品大手、ZFは6月6日、シート一体型センターエアバッグを開発した、と発表した。ZFは、このエアバッグを、「アドバンスト・ファーサイド・センターエアバッグ」と命名。これは、車や物体が運転席と反対側の車両側面にぶつかる「ファーサイド衝突」の場合に、ドライバーの体を保護する役割を果たす。新開発のセンターエアバッグは、シートバックの上側のボード側から装着されているため、センターコンソールは不要。ZFによると、シート一体型のシステムは、将来の車両や新しいモビリティソリューションのための高度なインテリアコンセプトに取り組む上でも、メリットがあるという。また、アドバンスト・ファーサイド・センターエアバッグのデザインは、小型の特殊なバッグ形状が特徴。これは、ドライバーの上半身および頭部が、内装部品や他の乗員とぶつかるのを防ぐためのデザインとなる。ZFのセーフティ部門のIRSエンジニアリング担当、Dirk Schultz氏は、「ユーロNCAPは2020年に向けた将来の試験計画を検討している。ここでは、ファーサイドの衝撃保護が、サイドクラッシュレーティングに対する重要な影響要因となる」と述べている。
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