『カーオーディオ・プロショップ』の“活用術”、教えます! Part.5「試聴会&イベントに注目!」 | CAR CARE PLUS

『カーオーディオ・プロショップ』の“活用術”、教えます! Part.5「試聴会&イベントに注目!」

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2016年の5月に開催された『第17回 中四国オートサウンドフェス』の会場風景。なお同イベントは、今年も5月21日に、しまなみ海道 多々羅しまなみ公園 道の駅駐車場にて開催予定だ。
  • 2016年の5月に開催された『第17回 中四国オートサウンドフェス』の会場風景。なお同イベントは、今年も5月21日に、しまなみ海道 多々羅しまなみ公園 道の駅駐車場にて開催予定だ。
クルマの中で心地良い音に浸りたいと思ったら、「カーオーディオ・プロショップ」の力を借りよう。しかしながらその存在は知りつつも、足を踏み入れるのはなんだか怖い…、そう思っている方も少なくないようだ。

そんな方々に向けて、「カーオーディオ・プロショップ」を気軽に利用していただくきっかけになればと、そこがどのようなところなのかをご紹介している。


■「カーオーディオ・プロショップ」で開催される「試聴会」を、お見逃しなく!

第5回目となる当回は、「カーオーディオ・プロショップ」で開催される「試聴会」や、公共の施設で開催される「イベント」の活用術を解説していく。

ところで、以前にもご説明させていただいたのだが、好みのスピーカーやパワーアンプを探そうと思ったら、実際の音を聴いてみるのが1番だ。しかしながら、すべての製品を1度に聴き比べるのは不可能だ。多くの「カーオーディオ・プロショップ」には、“デモボード”なるものが用意されていて、いくつかの製品については音を確認できるのだけれど、数に限りがある。では、もっと多くの製品の音を聴いてみたいと思ったら、どうするといいのだろうか。

そこでおすすめなのが、「カーオーディオ・プロショップ」で時として開催される、「試聴会」なのである。

「試聴会」には、いろいろなタイプがある。メーカー1社が単独でデモカーを持ち込む場合もあれば、数社が参加してデモカーや試聴機を聴かせてくれる場合もある。どちらにせよ、もしもこのような催しが、お近くの「カーオーディオ・プロショップ」で開催されるという情報を掴んだら、なんとか時間を工面して、ぜひとも足を運んでみよう。

なお実は、「試聴会」の良いところは、いろいろな製品の音を聴けることにとどまらない。むしろ、気になっていたお店に入ってみる、というきっかけとして絶好の機会となるだろう。

多くの「試聴会」は、オープン開催だ。常連客だけに門戸を解放するというものでない場合がほとんどだ。誰が行ってもいいのである


■「試聴会」に行ってみれば、お店の雰囲気がよくわかる。そして…。

盛況なことが多いので、試聴するのに多少待たなければならないこともあるだろう。しかしそのくらいのほうがむしろ、気軽に入れるのではないだろうか。空いたお店に入って、すかさずマンツーマンで製品説明をされるのも怖い、と思っているのなら、なおさらだ。

とはいえ当日の混み具合はケースバイケース。行ってみないとわからないのだが、どちらであっても、新規ユーザーは歓迎されるはずである。というわけなので、まずはお店の雰囲気を観に行くというような気軽なスタンスで足を運んでみるべし。そして自分に向いたお店だと思えたら、じっくりと話をしてみれば良いし、自分には向いていないと思ったら、また別のお店に行ってみればいいのである。まずは1回行ってみる。これが非常に大事なのだ。

なお、「カーオーディオ・プロショップ」に行ってみると、「カーオーディオ・イベント」のポスターが貼ってあったりする。もしも「試聴会」に行ってみたらば、「イベント」情報もチェックしてみよう。

「イベント」とは、サウンドコンテスト(サウンドミーティング)、もしくはドレスアップコンテストであるのだが、もしも近場で近日に「イベント」が開催されるようだったら、これは大チャンスである。というのも「イベント」では、店頭で開催される「試聴会」よりも多くのデモカーを聴ける可能性が高い。ショップデモカーがたくさん聴けるはずである。さらには、参加しているエントラントのクルマの中にも、“試聴可”となっているクルマもあるだろう。

「イベント」に行ってみると、製品選びのための経験値を、一気に上げることが可能なのだ。いろんな製品の音を聴いてみたいという気持ちがあれば、「カーオーディオ・イベント」は、絶好の機会となるはずだ。


■「イベント」に行って、自分も出たい、と思ったときは…。

ところで、「イベント」に行ってみたらば、自分も“エントリー”してみたくなった…、なんていうときにはどうすればいいのだろうか。現状、カーオーディオシステムが未搭載なら、出られる「イベント」はほとんどないが、いつかは出てみたいと思ったときには…。

ちなみに、ライトなシステムのクルマのためのクラスも、設けられている「イベント」は結構ある。ハイエンドシステムを組んでいないと「イベント」には出られない、ということはないのだ。

そして、エントリーしようと思ったときには、「カーオーディオ・プロショップ」がその窓口となってくれる。「カーオーディオ・プロショップ」は、ユーザーと「イベント」とを繋ぐ架け橋ともなってくれるのだ。将来的にサウンドコンペに出てみたい、と思うのなら、どこかしらホームとなる「カーオーディオ・プロショップ」は持っておきたい。

さて、とにもかくにも、いろいろな製品に触れることはとても大事。さらに言えば、いろいろな空気に触れることもとっても重要だ。「試聴会」にしろ「イベント」にしろ、製品とデモカーと愛好家が集まる場所に足を運んでみると、さまざまな情報を得ることができる。まずは行動あるのみだ。ご参考にしていただけたら幸いだ。
《太田祥三》

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