お台場で開催中の「おぎやはぎの愛車遍歴フェス2017」では毎日テーマを設けて、は普段なかなか見ることのできないクルマが日替わりで展示される。イベント3日目、5月5日は戦前モデル中心に希少車が会場に持ち込まれた。ブガッティ、ベントレー、アルビス、フィアット・シアタと戦前の優美なスポーツカー。そしてフィアットベースのプレジャーカー、フェルベス『レンジャー』や、ピール『P50』が会場に展示された。会場にいたフィアット・シアタのオーナーの伊藤さんにお話を伺った。「正式名称はフィアット・シアタ『508バリラスポルトMM』といいます。手に入れたのは10年位前。スイスでレストアされて2000年頃に日本に持ち込まれたクルマです。日本では私で3人目。なんといっても軽快さが魅力でしょうか。部品は入手は手を焼きますが、案外トラブルはありません」とのこと。目の当たりにして、その小ささ、精巧さ、丁寧さ、美しさに老若男女問わず足を止めるいにしえのスポーツカー。デモンストレーション走行などの人だかりをよそに、静かにたたずむクラシックカーの周りにもまた、人が途切れることがなかった。傍らに佇み記念写真を撮る人。社内を熱心に覗き込む人。滞在時間が長いのがクラシックカーの特徴だ。「やっぱり外でこうして太陽のもとで見てこそクルマだよな」としみじみと語る男性の姿も。6日最終日もまた顔ぶれを変えて珠玉の名車たちが来場者の目を楽しませるというから、そちらも楽しみだ。
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