クルマの中で良い音を聴きたいと思ったら、「カーオーディオ・プロショップ」の門を叩いてみよう。それを強くお薦めしている当連載。今回はその3回目として、「カーオーディオ・プロショップ」が、車内を“静音化”するプロでもあることをご紹介していく。■エンジンは静かになったのに、車内はうるさくなっている!?エコカー化が進んで久しい。それと同時に、クルマのエンジン音や走行音の静粛化も進んでいる。ハイブリッド車であれば、電気で動いている局面では特に静かだ。後ろから近寄ってきても、気が付かないことすらある。ところが…。走行音が静かになればなるほど乗員には、ロードノイズや雨音、風切り音など、今まではエンジン音に埋もれていた別の音がうるさく感じられるようになってきた。そういった音は気になり始めると、音量の大きさ以上にうるさく感じられたりするものだ。車内がうるさくなってきたことには、別の理由もあるという指摘もある。低燃費や低コストを推し進めるために、ボディの鉄板が薄くなり、防音材の使用が減ってきた、というのである。こうしたこともあり、街中ではそれほどうるさく感じられなくても、高速道に入ると一気に騒音レベルが上がったり、雨が降ってくると会話が聞き取りにくくなったり、ということが引き起こされているというのである。結果、車内の“静音化”に関心を持つ人が増えている、というわけなのだ。さて問題は、そう思ったときに、「どこに行って誰に頼めばいいか」、であるのだが…。答は、「カーオーディオ・プロショップに行こう」、である。■ドア内部の音響的コンディションを整える技術が、“静音化”にも活用可能!冒頭でも書いたように、「カーオーディオ・プロショップ」は、車内を“静音化”させることも得意としている。カーオーディオを取り付け、サウンドチューニング機能をコントロールすることの専門家である彼らは、“車内静音化”のスキルをも、持ち合わせているのである。ところで、「カーオーディオ・プロショップ」が行う仕事の中の1つに、「ドア内部の音響的コンディションを整える」、というものがある。スピーカーユニットをドアに取り付ける際、ただそのまま取り付けただけではスピーカーユニットの性能を引き出せない。ホームオーディオのスピーカーは、スピーカーユニットが“箱”に装着された状態で売られているが、その“箱”にあたる部分、つまりはドアを、音響パーツとして作り替える必要があるのだ。それをすべく「カーオーディオ・プロショップ」は、スピーカーの土台となる部分のパーツをワンオフし、そしてドア内部の音響的なコンディションを整えていく。そうすることで、ドアをスピーカーとして完成させていくのである。そしてこの、「ドア内部の音響的コンディションを整える」ためのスキルが、“車内静音化”のためのスキルとしても活用可能、というわけなのだ。なお、ドア内部の音響的なコンディションを整えるためにはいろいろなことが行われるのだが、中心となるのは、以下の3つの作業だ。1・鉄板の共振を止めること、2・スピーカーの裏側から発せられる音を制御すること、3・スピーカーの裏側から発せられる音をドア内部に閉じ込めること、以上だ。これらの技術がすべて、「車外からのノイズの遮断」にも活用できる、という次第なのである。■“車内静音化”のための部材を、適材適所に使いこなす!そしてまた、「カーオーディオ・プロショップ」は、“車内静音化”のために必要な部材についても精通し、それらを取り寄せるルートも持っている。それもそのはずで、「ドア内部の音響的なコンディションを整える」ための部材の多くが、“車内静音化”のための部材ともなっているからだ。ちなみに、“車内静音化”を実現させるために使われる部材は1種類だけではない。さまざまな部材が部位によって使い分けられ、併用されていく。そしてこの“併用”にこそ、「カーオーディオ・プロショップ」ならではのスキルが発揮されていく。そうして巧みに、“遮音”、“防音”、“吸音”、さらには“制振”、“断熱”という効果を上げながら、“車内静音化”を実行していくのだ。なお、“車内静音化”は、“カー用”の部材で行われるべきだ。クルマの中は温度変化が激しく、場所によっては雨水の影響も受ける。“車内静音化”を行うには、これらへの対応力(耐久力)がある部材でないと、あとあと問題が出てくる可能性が高い。取り付けた部材がはがれてきたり、腐食したりしかねない。さらにいうと、使われる部材には“難燃性”も求められる。「カーオーディオ・プロショップ」が用いる部材は、これらの条件をすべて満たしている。まとめよう。「カーオーディオ・プロショップ」は“車内静音化”を実行するスキルを有し、それを行う部材にも精通している。よって、“車内静音化”を行おうと思ったら、即、「カーオーディオ・プロショップ」に問い合わせてみるべきなのである。「カーオーディオ・プロショップ」には、“車内静音化”を行うためのすべてがある。気軽に相談してみよう。