堺市は、1920年代後半から80年代前半のBMWなど50台を集めた「ヒストリックカー・コレクション見学会」を4月22日・23日の2日間、堺市竹城台倉庫で開催する。堺市ヒストリックカー・コレクションは、「カメラのドイ」の創業者である故土居君雄さんが、ドイツの工業技術に対する憧れから、BMWを長年にわたり収集した「ドイBMWコレクション」を引き継いだもの。土居さんは1990年に他界したが、新婚時代を堺の浜寺で過ごしたことから、1993年に夫人の満里恵さんが堺市に寄贈した。今回の見学会では、戦前の最優秀ツーリングカーのひとつに数えられるBMW『327/328カブリオ』や、米国高級車市場向けに開発されたスポーツカーBMW『503カブリオ』など、貴重な名車がズラリと並ぶ。また一部車両を使って、エンジン始動のデモンストレーションなども行う。入場料は無料。